- 陣痛がきやすい寝方とはどんな体勢?
- 陣痛がきてほしいときは何をすればいい?
出産予定日が近づいてくると、陣痛がいつくるのかな…となんだかソワソワしてきますよね。
また、陣痛は計画できないとわかってはいても、旦那さんや家族が休みのうちになどこの日のうちに陣痛がきてほしいなと思う方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、陣痛がきやすい状態や寝方をまとめます。
陣痛がきやすい状態とは?
陣痛がきやすい状態とは、以下のような状態を指します。
リラックスをした状態
リラックスすると副交感神経が優位になり、陣痛がきやすいと言われています。
睡眠中や夜は副交感神経が働くため、夜の方が陣痛がきやすいそうです。
そのため、不安や緊張状態にあると陣痛が起こりづらくなる可能性もあるので、なるべくゆったりした状態で過ごしましょう。
「いつ陣痛が来るのかな」「まだ来ないのかな」と焦るよりも、のんびり過ごしていた方が良さそうですね。
アロマやリラックスできる音楽を流しながら寝てみるのもいいかもしれません。
子宮が収縮した状態
頻繁に子宮が収縮することで、少しずつ子宮口が開く準備を始めます。
予定日が近くなってくるとお腹も張りやすくなり、少し動いたりするだけでも良く張るようになるので、臨月に入ると産婦人科で運動を勧められたという人もいるのではないでしょうか。
散歩や軽い運動など、体を動かすことで子宮が収縮し陣痛に繋がることもあります。
体調が良ければ積極的に歩いたり運動してみましょう。
陣痛がきやすい寝方とはどんな体勢?
陣痛がきやすい寝方は主に以下の2つ。
それぞれ理由ややり方を説明します。
寝転びながらツボを押す
足や腰の近くには陣痛を促すツボがあります。
そのツボを押すと陣痛促進や安産に繋がると言われており、お産の現場でもこのツボ押しを取り入れている助産師さんもいるのだとか。
マッサージがてらに陣痛を促すツボを押してみるのも良さそうですね。
ツボの場所と効果のある押し方は以下の通りです。
三陰交(さんいんこう)
三陰交は足の内側にあります。
くるぶしから指4本分上に上がったところにあり、押すことで陣痛を早めたり安産に繋げる効果があります。
ゆっくり息を吐きながら数秒かけて押し、息を吸いながらゆっくり手を離します。
お腹が大きくなると自分では押しづらい位置なので、難しい場合は旦那さんなどに押してもらいましょう。
血流を良くする作用もあるので、体が温まることで陣痛がきてくれる期待が高まりますよ。
太衝(たいしょう)
足の親指と人差し指の骨の間を足首に向かってたどっていくと、骨の合流点にくぼみがあります。
そこが太衝と言われるツボです。
両足のツボを痛気持ちいいくらいの強さで押してみましょう。
左右それぞれ3〜5秒くらいでゆっくり押すのが効果的です。
次髎(じりょう)
次髎はお尻の割れ目の上にある仙骨という骨にあります。
仙骨には左右にそれぞれ4つずつ穴が開いており、上から2番目の穴が次髎です。
人差し指や中指でこのツボをほぐすようにグリグリと押してみましょう。
子宮収縮作用の他にも腰痛に効果があるので腰が痛くなりやすい妊婦さんにもピッタリのツボです。
体を温めながら寝る
体を温めることで血行が良くなり、陣痛が起こりやすくなります。
陣痛を促進させるため、産院によっては陣痛室に入浴設備があったり陣痛中に足浴を勧められることも。
体を温める方法はかなり効果的なようですね。
靴下を履いて寝たり、布団に湯たんぽを入れて陣痛を待ってみましょう。
寝方以外に陣痛がきやすい方法はある?
寝方以外に陣痛がきやすい方法を紹介します。
医学的根拠がないものもありますが、陣痛ジンクスといって「これをやったら陣痛がきた!」と口コミが多いのも事実。
早く陣痛がきてほしい!という方は試してみる価値があるでしょう。
ラズベリーリーフティーを飲む
ラズベリーリーフティーは子宮収縮作用があると言われていて、ヨーロッパでは「安産のお茶」として何千年も前から親しまれています。
妊娠8ヶ月頃から飲むと良いとされており、早めに陣痛を起こしたい人は試してみるといいかもしれません。
ラズベリーリーフティーを飲むことで陣痛が早まるといった医学的根拠はないようですが、分娩時間の短縮に繋がったり母乳が出やすくなるといったメリットもあります。
出産や授乳へのメリットがあるならぜひ飲んでおきたいですね。
ただし前述した通り、ラズベリーリーフティーは子宮収縮作用があるので妊娠初期や中期から飲むのはおすすめしません。
陣痛が早くきてほしくても、なるべく妊娠後期に入ってから飲むようにしましょう。
特に、切迫早産と言われたことのある人はかかりつけの産婦人科に相談してから飲むようにしてくださいね。
スクワットをする
スクワットをすることで骨盤が開き、骨盤周りの筋肉も柔らかくしてくれます。
陣痛を強くする作用もあるので、スクワットをすることでお産をスムーズに進める効果が期待できますよ。
スクワットをするときは5〜15回を1セットとして1日3回ほどを目安としてやってみましょう。
臨月になるとお腹も大きくバランスを崩しやすいので、転ばないようにしっかり足を床につけてゆっくり行ってください。
お腹が大きくなることで足や腰にも負担がかかりやすくなっているので、無理のないペースで続けましょう。
おっぱいマッサージをする
おっぱいマッサージは陣痛がきやすい方法の中でも最も有効とされている方法です。
乳頭を刺激することでオキシトシンというホルモンが分泌され、子宮の収縮を促してくれます。
臨月になるとおっぱいマッサージを勧める産院もあるようなので、かなり効果が期待できそうですね。
おっぱいマッサージをすることで乳頭が柔らかくなったり母乳の分泌も促してくれるので、赤ちゃんに母乳をあげる準備としても役立ちますよ。
ただし、乳頭を刺激するとお腹が張りやすくなるので、臨月に入ってからマッサージを行うことが望ましいです。
妊娠の経過やママの体調にもよるので、マッサージをするときには事前に医師や助産師に相談しましょう。
陣痛がきやすい寝方まとめ
本記事では、陣痛がきやすい寝方についてまとめました。
これをすれば必ず陣痛がくる!というわけではありませんが、効果があったよという人もいます。
陣痛がいつ来るかは人それぞれなので陣痛がくるタイミングを操ることはできません。
ですが、早く赤ちゃんに会いたいという人は試してみるのもいいかもしれませんね。
陣痛が来るといいな、くらいのスタンスで気楽に試してみましょう。
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