近年のキャンプブームに乗ってキャンプを始めるにあたり、我が家は家族でキャンプに行く前提だったため、テントはツールームテント1択で考えていました。
>>ファミリーキャンパーのテントはツールームがおすすめ!メリット・デメリットを解説
ツールームテントにするのは決定したけど、
高い買い物だし、失敗したくない・・・
初心者で選ぶべきポイントがわからない・・
とめちゃくちゃ悩みましたので、本記事では我が家が実際に悩んだツールームテントを徹底比較してみたいと思います♩
今回比較するテントはこちら
- Ogawa「apollon(アポロン)」
- SABBATICAL「ARNICA(アルニカ)」
- Nordisk「レイサ6」
- snow peak「エントリー2ルームエルフィールド」
- DOD「カマボコテント3」
- コールマン「タフスクリーン 2ルームハウス」
3〜4人のファミリーキャンプを想定した結果このラインナップになったよ
我が家はこのラインナップの中から吟味した結果、ogawaのアポロンを購入しました。
アポロンを約1年間使用していますので少しひいき目があるかもしれませんが、出来るだけフラットに比較していきますね♩笑
筆者情報
- ファミリーキャンパー
- 3人家族
- 年間10回以上宿泊
- アポロン所有
>>我が家がファミリーキャンプデビューまでに買ってよかったものを大公開!
>>【徹底レビュー】ソトネノサソイでキャンプでも爆睡!ファミリーキャンパーが使ってみた
ファミリーキャンパーがツールームテントの選ぶ基準
ツールームテントを選ぶ上で、我が家は以下の基準から検討していました。
設営・撤収のしやすさ
ツールームテントは前提として、「サイズが大きい・重い」ことはどのメーカーも変わりはありません。
その中で違いを検討するとすれば、
- 左右対称かどうか
- ポールの数
- ペグダウンの数
- 張り綱の数
などによって「設営のしやすさ・設営にかかる時間・設営に必要な人数」が変わってきます。
一人で設営するのか、複数人で設営するのか、などご自身のキャンプスタイルを想定し、検討していくのがいいかと思います。
初心者さんは購入前に設営動画を見た方がいいかも♩イメージがつかみやすいよ!
耐水性やポール数・素材などによる堅牢性
キャンプは山などの風や雨が予想されるところで行うことが多い中、簡単に壊れるようでは困ります。
また、テントの耐水圧は1,800mm以上を選ぶと雨漏れの心配がなく安心です。
加えて、「ポールは何本でどの素材を使用していて、多方向の風に耐えられるものなのか」という視点も大事ですね。
ポールは太い方が強いし、横にも縦にもあるといいよね。その代わりポールが多くなると総重量が重くなるジレンマ。。
使用人数やギア数にあったサイズ感
ご自身の主たるキャンプスタイルが、ソロなのか、デュオなのか、ファミリーなのか、グループなのかによって、快適なテントサイズが変わってきます。
また、インナーテントの使用人数の確認はもちろんのこと、前室と呼ばれるいわゆるツールームのリビングに当たる部分で日中は過ごすことになりますので、そちらのサイズ感も要チェックです。
使用人数や、置きたいギアの数や大きさからサイズを比較するようにしましょう。
どんなふうにレイアウトしたいのか、誰と行くのかを想定しよう!
夏・冬の使いやすさ(スカートやメッシュの有無)
3〜5月、9月〜11月などまさにキャンプ日和!な時期はどんなテントでも快適に楽しめるかと思いますが、重要なのは「ばかほど暑い夏と凍えるほど寒い冬」にもキャンプを楽しめるかどうかです。
暑い夏、メッシュがあると外の風が気持ちよく入ってくる上、蚊などの虫から身を守ることができます。
反対に寒い冬には、スカートがあれば隙間風を防ぐことができ、快適に睡眠をとることができますよ。
「全面メッシュなのか、一部なのか」「全面スカートありなのか、前室のみなのか」でも変わってくるね。
【比較表】アポロン/アルニカ/レイサ/エルフィールド/カマボコ/タフスクリーン
先ほどのツールームテントを選ぶポイントを考慮したうえで、性能をまとめた比較表を作成しました。
商品名 | レイサ6 | タフスクリーン | ||||
価格 (税込) | 159,500円 | 84,480円 | 170,500円 | 87,780円 | 64,900円 | 68,000円 |
収容 人数 | 5人 | 4人 | 6人 | 4人 | 5人 | 4~5人 |
重量 | 23kg | 20.5kg | 17kg | 15.5kg | 19.5kg | 16kg |
耐水圧 | 1,800mm | 3,000mm | 3,000mm | 1,800mm | 3,000mm | 2,000mm |
収納時サイズ | 80x45x35cm | 81x42x35cm | 70x35cm | 83x30x34cm | 69x35x31cm | 30x74cm |
ポール数 | 6本 | 5本 | 4本 | 4本 | 4本 | 5本 |
スカート有無 | 全面あり | 全面あり | なし | 前室のみ | 全面あり | 前室のみ |
メッシュ有無 | 全面あり | 全面あり | 全面あり | 2面のみ | 全面あり | 前室のみ |
寝室 サイズ | 300x210cm | 300x220cm | 195x230cm 195x160cm | 315x230cm | 300x245cm | 245x230cm |
前室 サイズ | 300x290cm | 300x370cm | 215x415cm | 315x370cm | 300x395cm | 340x310cm |
天井の高さ | 205cm | 210cm | 210cm | 210cm | 195cm | 215cm |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
Ogawa「apollon(アポロン)」
日本の気候に最適な全天候型テント
主な特徴
- 全開放可能なメッシュパネルで、開放感抜群
- 5人用の吊り下げ式インナーテントを装備
- サイドパネルは巻き上げ収納可能
- ルーフフライ標準装備
- アーチ型に縦3本のリッジポールを加えることにより、自立するとともに強度もアップ
ogawa apollonのスペックはこちら
価格 | 159,500円(税込) |
収容人数 | 5人 |
重量 | 23kg(付属品除く) |
素材 | フライ:ポリエステル210d インナーテント:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d ルーフフライ:ポリエステル75d |
フレーム素材 | メインポール:アルミ合金φ19mm×2、アルミφ17.5mm×2 リッジポール:アルミ合金φ14.5mm×3 |
耐水圧 | 1,800mm |
収納時サイズ | 80x45x35cm |
スカート有無 | 全面有 |
メッシュ有無 | 全面有 |
アポロンは悩んだ末、我が家が購入したツールームテントです。
ポールが横だけではなく、縦にも3本配置されていることで圧倒的剛性を誇っています。
ポールを縦横全てはめてしまえば、張り綱を張らずともある程度は自立するので、非常に設営しやすくて購入して大正解でした。
1年間使ってみた感想を下記記事で熱く語ってます♩
ファミリーキャンパーの私が思う
>>比較表に戻る
SABBATICAL「ARNICA(アルニカ)」
コスパ最強のツールームテント
主な特徴
- ブリッジフレームで、強度と剛性に優れたフレーム構造
- 全面にメッシュ
- サイド、フロントともに、はねあげ可能な構造
- ルーフフライ標準装備
- ルーフフライに遮光PU加工で夏場も快適に
- 少ない張綱で簡単に設営可能
SABBATICAL ARNICAのスペックはこちら
価格 | 84,480円(税込) |
収容人数 | 4人 |
重量 | 20.5kg |
素材 | ルーフ素材:210デニールポリエステルオックス遮光PU加工 ウォール素材:75デニールポリエステルタフタ インナーテントウォール素材:68デニールポリエステルタフタ インナーテントボトム素材:210デニールポリエステルオックスPU加工 |
フレーム素材 | ポール/フレーム素材:A6061 メインポール(長)太さ:13φmm/13.4φmm メインフレーム(短)太さ:16φmm ブリッジポール太さ:13φmm |
耐水圧 | ルーフ:3,000mm インナーボトム:1,800mm |
収納時サイズ | L81cm×W42cm×H35cm |
スカート有無 | 有 |
メッシュ有無 | 有(両サイド6面、前後2面) |
2020年3月より発売されたアルニカ。
「こんな高コスパなツールームテントが出たのか!絶対これやん!」と興奮したのを覚えています。
しかしながら、なぜこんな高コスパテントを買わなかったのかというと、ズバリ「買えなかった」のです。
発売当初からずっと抽選販売。
両親、友達にも申し込みをお願いしましたが、なんと全ハズレ。
早くキャンプを始めたかった我が家は買うのを待ってられず、価格だけがネックだったアポロンがちょうど楽天でポイントバックがあったので購入に至りました。
ファミリーキャンパーの私が思う
>>比較表に戻る
Nordisk「レイサ6」
大人数のご家庭にも、高級品をお求めのご家庭にも、最適な多機能テント
主な特徴
- 設営しやすいシンプルな構造
- ロールアップできる窓や出入り口
- 吊り下げ式のインナーが大小標準装備
- 出し入れの容易な収納ポケット付き
Nordisk レイサ6のスペックはこちら
価格 | 170,500円(税込) |
収容人数 | 6人 |
重量 | 17kg |
素材 | ポリエステル |
フレーム素材 | アルミ |
耐水圧 | フライシート/3,000mm |
収納時サイズ | 70cm x 35cm |
スカート有無 | なし 有モデル(+25,000円) |
メッシュ有無 | 全面 |
シロクマのマークで有名なノルディスクのツールームテントです。
金額はお高めなので、高級路線の憧れのブランド。
サイズは6人用と大きく、インナーテントが4人用と2人用付いているので大家族の場合や、男女分けて寝たい場合などにおすすめです。
ファミリーキャンパーの私が思う
>>比較表に戻る
snow peak「エントリー2ルームエルフィールド」
エントリーキャンパーにとって必要十分なお求めやすい価格の2ルームシェルター
主な特徴
- 初めてでも設営しやすいシンプルな構造
- 必要十分なお求めやすい価格
- 吊り下げ式のインナールームとシールドルーフも標準装備
- リビングスペース部分にはスカートあり
snow peak エントリー2ルームエルフィールドのスペックはこちら
価格 | 87,780円(税込) |
収容人数 | 4人 |
重量 | 15.5kg |
素材 | 本体・ルーフシート/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング・UVカット加工・テフロン撥水加工 |
フレーム素材 | A6061(φ16mm+φ14.5mm) |
耐水圧 | フライ/1,800mm フロア/1,800mm |
収納時サイズ | 83×30×34(h)cm |
スカート有無 | 前室のみ有 |
メッシュ有無 | 2面のみ有 |
誰もが知るアウトドアメーカーのsnow peakから手の出しやすい価格でエントリーモデルとして登場しました。
このクオリティで10万円を切るのは初心者にはめちゃくちゃ嬉しいです。
メッシュやスカートが全面にない分、布面積が狭い・ポールが軽くで済むので持ち運びが容易いというメリットも。(デメリットにもなり得ますが…)
ファミリーキャンパーの私が思う
>>比較表に戻る
DOD「カマボコ3M」
カマボコテント史上最高の快適性と充実したオプションパーツで、よりワクワクするキャンプを。
主な特徴
- 日本ならではの気候やキャンプサイトの大きさに合わせて設計
- 全面メッシュで夏も快適
- 標準装備のインナーテントも全面メッシュ
- 全面スカートあり
- 耐風テスト済み
DOD カマボコ3Mのスペックはこちら
価格 | 64,900円(税込) |
収容人数 | 5人 |
重量 | 19.5kg |
素材 | アウターテント:150Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工) インナーテント壁面:68Dポリエステル インナーテントフロア:210Dポリエステル(PUコーティング) |
フレーム素材 | アルミ合金 |
耐水圧 | アウターテント:3000mm インナーテントフロア:5000mm |
収納時サイズ | W69×D35×H31cm |
スカート有無 | 全面有 |
メッシュ有無 | 全面有 |
フルメッシュ・スカート装備、インナーテントまで付いていて、この価格は本当に驚きました!
DODは大阪のメーカーさんなので名前がユニークなのも面白い♩
ただ、こちらも非常に人気で抽選での販売になっているので、すぐに手に入らないのが辛いところです。。
ファミリーキャンパーの私が思う
>>比較表に戻る
Colman「タフスクリーン 2ルームハウス」
クロスフレームで建てやすくワイドスペースのリビングを備えた2ルーム
主な特徴
- 居住性が高く風に強い安心タフコンセプトの2ルームモデル
- 1人でも設営できる簡単アシスト機能付き
- 室内の空気循環を促すサークルベンチレーションシステム
- キャノピーポールで前室も活用できる広々リビングスペース
Coleman タフスクリーン2ルームハウスのスペックはこちら
価格 | 68,000円(税込) |
収容人数 | 4〜5人 |
重量 | 16kg |
素材 | フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工) フロア/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) |
フレーム素材 | (メイン)アルミ合金約φ16mm(ミドル・リア)アルミ合金約φ13mm (リッジ)アルミ合金約φ11mm (キャノピー)スチール約φ19mm 長さ約180cm |
耐水圧 | フライ/2000mm フロア/2000mm |
収納時サイズ | 30×74cm |
スカート有無 | 前室のみ有 |
メッシュ有無 | 前室のみ有 |
安心・安定のコールマンのツールームテント。
前室が非常に広々としているので、まさにタープいらずでこのテントさえあればキャンプにBBQに使い勝手抜群です。
また価格も手に入りやすく、ネットや店舗など比較的入手しやすいテントです。
その反面、キャンプ場に行くと必ず同じテントのかたと遭遇しちゃいます。。
ファミリーキャンパーの私が思う
>>比較表に戻る
まとめ:キャンプスタイルや重視するポイントで選ぼう
今回ご紹介した6つのテントはどのテントも非常に優れている前提のもと、比較してみました。
各メーカー重視しているポイントが違い、それぞれのテントにメリット・デメリットが存在します。
どんな人にどのテントがおすすめなのか最後にまとめてみました。
ご自身のキャンプスタイルや重視する性能、見た目やブランド性など譲れない点は何か考えた上で、お気に入りのテントと素敵なキャンプを楽しみましょうね♩
コメント