- 転倒防止リュックはいらない?
- 赤ちゃんヘッドガードのデメリットは?
- いつから使うのが一般的?
子育てをしていると感動するシーンはたくさんあるんですが、その中でも特に感動したのが子供が立ち上がったとき。
目で見てわかる成長シーンなので、言葉にならないくらい感動するという方が多いですよね。
この時期に購入を検討したいのが「転倒防止リュック(赤ちゃんヘッドガード)」
「いらないんじゃない?デメリットありそう」という方もいるので購入するか悩みましたが、正直買ってよかった育児グッズの1つです。
今回は、その理由を紹介していきます。
転倒防止リュック(赤ちゃんヘッドガード)とは?
子供の成長を見守っていく上で「たんこぶなどもしものケガのリスク」と「子供の感じる痛い」を少しでも減らしたい、という思いにピッタリなのが転倒防止リュック・ヘッドガードです。
ハイハイやつかまり立ち、よちよち歩きと行動範囲が広がった赤ちゃんはまだ体の動きが不安定です。
3頭身の小さな体でよちよち動いているのはかわいいですが、不安定な姿は今にも転んでしまいそうで心配ですよね。
事実、乳幼児の転倒・転落を含めた「不慮の事故」は多くの割合(厚生労働省「人口動態統計調査」より)を占めています。
親としてはなるべく転んで欲しくない一方、「自分で体のバランスをとって、支えて動くこと」は赤ちゃんの発達において非常に大事なことなんです。
そこで、おすすめなのが転倒防止リュックや赤ちゃん用のヘッドガード。役割としては、
- 大事な頭(脳)を守る
- もしものケガのリスクを減らす
- 親の不安感を少しでも軽くする
など、さまざまなメリットがあります。
転倒防止クッションは主にリュックとヘルメット型の2種類あり、デザインはそれぞれ動物やキャラクターなどおしゃれでかわいいものが多くあります。
転倒防止グッズ かたち・種類 | リュック | ヘルメット |
---|---|---|
守る部分(体) | 背後(頭〜背中) | 額〜頭全体360° |
装着時 | 両腕を通す | 顎部分で固定 |
対象年齢 | 6ヶ月〜5歳 | 6ヶ月〜3歳 |
重さ※2 | 130g〜200g | 70g〜100g |
価格※2 | 1,500円前後〜 | 1,200円〜 |
「転倒防止リュックはいらない」という声も聞きますが、実際に動き出した子供に転倒防止グッズを使ってみると、何も使っていない時と比べて転倒に対しての不安感を減らすことができるでしょう。
転倒防止リュック(赤ちゃんヘッドガード)がいらない理由(デメリット)
転倒防止リュック(赤ちゃんヘッドガード)がいらないと言われる理由(デメリット)は以下のとおりです。
- 着けるのを嫌がる
- 動きづらそうにする
- 後頭部以外を守れない
- ヘッドガードは外では使いにくい
- 長く使えない
着けるのを嫌がる
赤ちゃんが転倒防止リュックをつけるのを嫌がり、うまく装着できないことがあります。
子供に嫌がられて泣かれて、暴れられてまで転倒防止クッションをつけないといけないものだろうか?と躊躇してしまうことがありました。
ものによりますが、リュックタイプだと元気に動き回る子供に対して「両腕を通す」ことが決して簡単ではありません。
ヘルメットタイプでも顎部分でしっかりとガード、保持するのに子供が数秒もじっとしていられないことも…。
しかしながら反対に帽子をかぶるのを嫌がらない子供もいるので、実際にその子へ「使ってみないとわからない」ことが多いのが不安な部分でしょう。
動きづらそうにする
転倒に対する衝撃を和らげるクッションがゆえに、赤ちゃんの小さい体に対して一回り大きい転倒防止リュックだと動きづらそうに感じることも。
ですが、転倒防止グッズは基本的に軽くて装着しやすい工夫がされたものが多いです。
ベルト部分に長さ調整がきくものや補助ベルトが付属している商品もありますよ。
後頭部以外を守れない
転倒防止リュックの場合、後頭部以外を守ることができません。
転倒防止リュックは以下の画像のような見た目です。
コテンと後ろ向きに倒れた場合は、頭を防ぐことができますが、横向きに倒れた場合は防ぐことができないのがデメリットでしょう。
転倒防止リュックだとそうなりますが、360度守れるヘッドガードであればデメリットを補うことができるでしょう。
ヘッドガードは外では使いにくい
転倒防止リュックは、その名の通りリュックなので外出時でも気軽に持って行くことができます。
飲食店やショッピングモールの遊び場など、危険がありそうなところではつけておくのがいいでしょう。
反対に、ヘッドガードだとヘルメットのような見た目なので、外では付けづらいかもしれません。
長く使えない
転倒防止リュックが活躍する時期は、おおよそ【ズリバイなどで動き出した6ヶ月から安定して歩けるようになる1歳半ごろまで】と考えると決して長く使えるとはいえません。
しかし転倒防止リュックの商品によっては、対象年齢が5歳までと長く設定されていてチャック付きの小物入れになっている物もあります。
またもし子供が背負うことや帽子が好きで転倒防止クッションを気に入ると、遊ぶときなどに使い続ける可能性も。
実際にもうすぐ3歳になる娘は、リュックを背負うのが大好きで転倒防止クッションが良い遊び道具になっていますよ。
転倒防止クッションが必要な理由(メリット)
転倒防止クッションが必要な理由(メリット)は以下のとおりです。
- 頭を守ってくれて安心
- 恐怖心を緩和できる
- 装着している姿が可愛い
頭を守ってくれて安心
転倒防止クッションの一番の役割は、頭を守ってくれることです。
人間の脳は3歳までに80%、6歳までに90%完成すると言われています。(※)
その大事な急成長期の乳幼児には、脳がある頭部へのダメージは少しでも減らしていきたいと思うのが親心。
転倒防止グッズのヘルメット型(ヘッドガード)だと、もしもの時は額〜頭部を360°守ってくれるので少しは安心できるようになるでしょう。
(※)平成21年文部科学省幼児教育課 「幼児教育の無償化の論点」ジャクソンとスキャモンの発育曲線の図 参照
立つことの恐怖心を緩和できる
転倒防止クッションは、赤ちゃんの立つことへの恐怖心を和らげることができます。
また、子供自身だけでなく「もしも転んだときに打ちどころが悪かったらどうしよう」などといった親の不安も少しは減らしてくれるでしょう。
子供がつかまり立ちをしているとそこからどう動こうとするのか、心配になりますよね。
でも親がずっとついてまわるより、子供自身も自分のしたいように立ったりできるので双方が不安感の緩和になるのではないでしょうか。
ただし転びかたによってはガードできない所もあるので「転倒防止リュック・ヘッドガードをしているから大丈夫」ではありません。
あくまでも「ないよりかはあったほうが安心」という認識で、つかまり立ちや歩くのがおぼつかないうちは目を離さないようにしてくださいね。
装着している姿が可愛い
転倒防止リュックを装着している姿、マジでかわいいんです…
いろいろな種類やキャラクターのものがあるので、転倒防止クッション(リュック)でわが子がさらにかわいく変身しちゃいます。
転倒防止クッションは長く使えないとされていますが「期間限定のよちよちかわいい装着姿」の写真をいっぱいおさめることを強くおすすめします。
転倒防止クッションはいつからいつまで使える?
転倒防止クッションの対象年齢は、おおよそ6ヶ月〜18ヶ月(1歳半)までです。
発達で言うと、ずりばいなどで動きが活発になってから、安定して歩けるようになるまで使えると考えられます。
乳幼児期の急成長する時期に転倒防止グッズを使うことになるので、大きさ長さが調整ができるもの・耐久性の高いものをえらぶと良いでしょう。
商品によって違いますが「対象年齢が5歳までのもの」や「子供のおままごとなどの遊び道具」として長く使えることもあります。
赤ちゃんにおすすめの転倒防止グッズ2選
赤ちゃんにおすすめの転倒防止グッズを2つ紹介します。
頭ごっつん防止ヘルメット
頭ごっつん防止ヘルメットは、赤ちゃんの大事な頭を360度守ってくれます。
なんと重さは65gとめちゃくちゃ軽く、一度つけてしまえばつけていることを忘れていると言う口コミも。
マジックテープで着脱も簡単。リュックでは不安と言うかたにおすすめでしょう。
転倒防止リュック(ミツバチ)
転倒防止リュックは、見た目がとにかくかわいいです!
我が家はミツバチタイプを購入しましたが、かわいすぎる後ろ姿に、写真を撮る手が止まりませんでした…
リュックタイプは、後頭部を主に守り、クッションに厚みがあるのが特徴です。
背負う部分は伸縮性のあるゴムなのできつそうな感じもないでしょう。
かわいさと安全性どちらも重要な方におすすめです。
転倒防止リュックはいらない?赤ちゃんヘッドガードのデメリットは?まとめ
本記事では、転倒防止リュック(赤ちゃん用ヘッドガード)はいらない?デメリットは?をまとめました。
転倒防止リュックは、主に生後6ヶ月〜18ヶ月(1歳半)まで使用できます。
メリット・デメリットは以下の通り。
どんどん動きが活発になる子供に、育児で忙しくておうちが対応しきれていない部分もあるでしょう。
転倒防止リュックは、見た目が可愛くて、少しでも転倒リスクに備えることができます。
ぜひ検討してみてくださいね。
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