- 離乳食食べなくてもう疲れた
- 離乳食食べないとどうなる?
せっかく作った離乳食、赤ちゃんが食べてくれないと落ちこんでしまいますよね。
赤ちゃんのために一生懸命手づくりした離乳食ならなおさら。
「自分が作ったご飯が美味しくないのかな」なんて考えてしまうことも少なくないのではないでしょうか。
本記事では赤ちゃんが離乳食を食べなくて疲れたときの対処法や、離乳食を作りを楽にする方法についてご紹介します。
無理せずできる方法をご紹介しているので、しんどくなったときに試してみてくださいね。
離乳食食べなくて疲れた…という時の対処法
離乳食食べなくて疲れた…という時の対処法は以下の通りです。
授乳で補う
離乳食を食べない場合は、母乳やミルクで補いましょう。
離乳食はあくまでご飯を食べる練習なので、必ずしも離乳食から全ての栄養を摂らないといけないというわけではありません。
授乳で補いながら、赤ちゃんのペースで離乳食を進めていきましょう。
大きくなってもご飯を食べずに母乳やミルクだけという子はいないので、「いつか食べるようになるでしょ〜」というスタンスでいると気持ちも楽になりますよ。
市販のベビーフードを使う
市販のベビーフードを試してみたら食べてくれた、ということもあります。
大切な我が子に手作りの離乳食を食べさせてあげたいというママも多いのではないでしょうか。
でもせっかく頑張って手作りしたご飯を食べてくれないと、なおさらストレスが溜まってしまいますよね。
たまには肩の力を抜いて、ベビーフードに頼ってみましょう。
ベビーフードは栄養バランスや味付けにもこだわって作られているため、安心して食べさせることができますよ。
おかゆは手作りにしておかずをベビーフードで、といったようにうまく使い分けても良いですね。
味付けをする、味を変える
味付けをしたり、味を変えてみることで赤ちゃんが離乳食を食べてくれることもあります。
離乳食を食べない原因として、味が苦手だったり味に飽きてしまっているという場合も。
メインの食材は同じでも、味付けの工夫をすることでパクパク食べてくれるようになるかもしれません。
- 出汁の種類を変えてみる(昆布、鰹、煮干しなど)
- ヨーグルトにきな粉や野菜ペーストを足してみる
- おかゆに青のりやチーズを足す
素材の味を活かしつつ、味の変化をつけてみましょう。
凝った味付けにしなくても、材料を一つ足すだけで十分味の変化をつけることができますよ。
汚してもいい環境にして好きにさせる
赤ちゃんが好きに自分で食べられるように、汚してもいい環境で離乳食をあげてみましょう。
赤ちゃんに時間をかけて食べさせてあげようとしても、赤ちゃんがなかなか食べてくれないと気が滅入ってしまいますよね。
赤ちゃんが自分で離乳食を握ったり手で触ったりしているうちに、自然と口に運んでいることもあります。
食べさせないといけないという考えを一旦捨てて、赤ちゃんの好きなようにさせてみましょう。
ただし赤ちゃんの好きなようにさせておくと間違いなく、飛び散った離乳食で周りが大惨事になります。
- 赤ちゃんの周りの床にビニールや新聞紙、レジャーマットを敷いておく
- 机までおおえるようなエプロンを活用する
- ひっくり返しにくい食器を使う
片付けがストレスにならないように、チャチャっと片付けられるような準備をしておくと安心ですね。
食べないことを前提にする
離乳食は「食べてくれたらラッキー」くらいの考えで食べさせると、気持ちが楽になるかもしれません。
大人も食べたくないときがあるように、赤ちゃんもご飯を食べたくない気分だったり、眠い・遊びたいといった理由で食べることに興味が薄れている可能性も。
食べたくないときに無理に離乳食を食べさせようとしても、赤ちゃんのストレスになったり、ママも余計に疲れてしまう原因になります。
どうしても食べないのであれば「今は食べたい気分じゃないんだな」と思って切り上げてみましょう。
日々の離乳食を少しでも楽する方法
離乳食って毎日のことなので、本当に大変ですよね。
疲れた…となる前に、日々の離乳食を少しでも楽にする方法をいくつか紹介します。
炊飯器で炊き込みおかゆにする
炊飯器で炊き込みおかゆを作れば、具材たっぷりのおかゆが簡単に出来上がります。
入れたい具材をお米と一緒に入れて、炊飯器のおかゆモードでスイッチを入れるだけ!
すごく簡単で時短にもなりますね。
炊飯器が圧力鍋の役割もしてくれるので、大きめの具材でもしゃもじで崩せるくらいまで柔らかくなってくれます。
多めに作って冷凍しておくのがおすすめですよ。
大人用の味噌汁の具を取り分ける
大人用の味噌汁の具を取り分けたものをあげてみましょう。
味噌汁であれば野菜やお麩など具沢山に作れて栄養満点なので、離乳食にもピッタリですね。
少し味を薄めたり柔らかく煮込めば離乳食として食べさせられるので、赤ちゃん用に別のご飯を作る必要もなく、ママの負担軽減にもつながりますよ。
大人の食べているものを取り分けて赤ちゃんにあげることで、赤ちゃんが「パパママと一緒なご飯を食べられる」と思って食べてくれることも。
もし食べてくれなかったとしても、元々は大人のご飯として作ったものなので「せっかく作ったのに…」と落ち込むことも減りそうです。
市販のベビーフードを使用する
作るのがしんどいときは市販のベビーフードに頼ってみるのもおすすめです。
常温で保存できるパウチタイプや冷凍のキューブ状になったもの、フレーク状でお湯をかければ完成するものなど色々なタイプのベビーフードがあります。
フレーク
常温で保存できる離乳食
何も作りたくない…というときはパウチタイプなら開けるだけですぐに食べられるので便利ですよ。
もしベビーフードを使うことに抵抗がある場合は、離乳食の一部で使ったり、どうしても作る気力がなかったりするときの非常食にしてみましょう。
たまには手抜きをしてもいいんだと思えると、気持ちが楽になりそうですね。
しかも調理する手間がないぶん、洗い物が少なく楽ちんです。
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時短グッズを活用する
作るのに時間がかかる離乳食には時短グッズを使ってみると、離乳食作りがグッと楽になります。
野菜の裏ごしや食材を小さくカットするのってけっこう大変なんですよね…
わたしは離乳食作りで一番大変といっても良いくらいにこの工程が苦手でした。
そんなときにハンドブレンダーやチョッパーを使うことで、野菜の裏ごしやカットする時間が劇的に短くなるので、調理の負担がかなり減りますよ。
チョッパーなどは離乳食期が過ぎてもご飯作りに活用できるので、調理が大変でお悩みのパパ・ママは試してみてくださいね。
離乳食は食べないとどうなる
離乳食を食べないと、身長や体重が増えなかったり、顎の発達や歯並びに影響を及ぼす可能性があるとされています。
ただし離乳食を食べないからといって、すぐにそういった問題が起こるとは限りません。
あまり食べていなくても、赤ちゃんの体重が増えていて元気であれば過度に心配しなくても大丈夫です。
よほど体重が減ったりしていなければ、離乳食を食べるようになるまで見守ってあげましょう。
離乳食は少しずつ食べるという行為や、食べ物の味・食感などを学んでいく時期です。
赤ちゃんからすると生まれてからずっと飲んでいた母乳やミルク以外のものを口にするので、今までとは違う味や食感に戸惑ったり、「嫌だ」と感じるのかもしれません。
母乳やミルクをうまく補いつつ、離乳食を進めていきましょう。
赤ちゃんの体重が成長曲線から著しく外れてきている場合や離乳食の拒否が激しい場合は、なにか他の理由がある可能性もあります。
心配であれば小児科や保健センターなどで相談してみましょう。
参考:https://www.lion-dent-health.or.jp/mama-anone/baby/article/baby-food-12/
離乳食食べなくて疲れた時の対処法まとめ
本記事では、離乳食を食べなくて疲れたときの対処法についてまとめました。
赤ちゃんが離乳食を食べないのは実は珍しいことではありません。
でも食べてくれないとやっぱりしんどいし、心配になりますよね。
離乳食を食べないことにストレスを感じてしまうのは、赤ちゃんのために頑張っているからこそ。
食べることにこだわらず、赤ちゃんとのコニュニケーションの一環として離乳食をあげてみましょう。
そうすると少し肩の力も抜けるかもしれません。
本記事で紹介した方法を試して、少しでもパパとママが赤ちゃんと食事の時間を楽しめると嬉しく思います。
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