世界各地で愛されているergoPouch(エルゴポーチ)が2022年12月に日本に上陸しました。
本記事では、そんな今大注目のエルゴポーチのコクーンスワドルバッグとスリープスーツバッグをレビューしていきます。
赤ちゃんの睡眠に悩んでいる方や就寝時の服装に悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
- デザインがおしゃれ
- おくるみより扱いやすい
- 生地の厚さが選べる
- 就寝時だけでなく防寒にも
- 生地の厚さを選ぶのが難しい
エルゴポーチとは
エルゴポーチとは、オーストラリア発の眠りに着目したスリーピングウェアブランドです。
当時、実際に赤ちゃんのお世話で睡眠不足だったママが2009年に創業。
その後世界各地で愛され、アティパスで有名な海外ブランドの輸入代理店を務めるウェスキー株式会社より2022年12月から日本で発売になりました。
エルゴポーチの特徴
エルゴポーチの特徴は以下の通りです。
- 人工工学に基づいたデザイン
- TOGランクの保温性
- 股関節に優しいベル型ボトムの形状
- SIDSガイドラインに従って安全に眠れるように設計
- オーガニック・サスティナブル・エシカル
エルゴポーチは、人工工学に基づいたデザインで、赤ちゃんの発達を損なわない作りが特徴です。
TOG規格の保温力で季節に合わせて使い分けが可能なスリープウェアです。
また、エルゴポーチのすべてのスリープウェアは、GOTS認証のオーガニックコットンとバンブーを使用しており、無毒性で肌に優しい素材からできています。
そのオーガニックコットンの栽培や製造は環境への影響を最低限に抑えたりと、エルゴポーチはオーガニック・サステイナブル・エシカルにこだわった製品といえるでしょう。
エルゴポーチのラインナップ
エルゴポーチのラインナップは以下の通りです。
商品名 | 対象年齢 | 特徴 |
---|---|---|
コクーン スワドルバッグ | 3SIZE展開 ・0~3ヶ月 ・3~6ヶ月 ・6~12ヶ月 | ・新生児〜寝返りが始まった頃 ・お腹の中の環境に似た程よいフィット感 ・赤ちゃんの腰と脚が外側に自然に膨らむように設計 ・モロー反射を防ぐ |
ジャージー スリーピング バッグ | 2SIZE展開 ・3~12ヶ月 ・12~24ヶ月 | ・寝返りの兆しがあり、 モロー反射が少なくなる3ヶ月以降の赤ちゃん ・スワドルに似たフィット感 ・足を自由に動かせるように、 脚周りのスペースが広めに設計 |
スリープ スーツバッグ | 2SIZE展開 ・8~24ヶ月 ・2~4歳 | ・歩くようになった赤ちゃんに ・オーガニックコットンの天然素材で通気性も良い ・足元からも開けられるジッパー ・お出かけの防寒にも |
バタフライ カーデ | ・2~6ヶ月 | ・スワドルやスリーピングバッグの上から使える ・おくるみから腕出しへの移行のサポートに |
さらに、それぞれのラインナップには、保温性を示すTOGとして「0.2TOG or 0.3TOG(夏向け)」「1.0TOG(オールシーズン)」「2.5TOG or 3.5TOG(冬向け)」が用意されています。
赤ちゃんの発達や、季節に合わせて使い分けることができるので、オールシーズン赤ちゃんの快適な眠りをサポートしてくれるでしょう。
エルゴポーチ(コクーンスワドルバッグ)のレビュー
エルゴポーチのコクーンスワドルバッグを使ってみたのでレビューします。
今回使ったのは、2.5TOG(冬向け)のコクーンスワドルバッグです。
2.5TOGなので、布団のようにもちもちした厚みでずっと触っていたいくらい気持ちいい肌触り…
チャックを開けてみると中もふわふわ。
顔まわりはそこまで分厚くなく、胸より下から生地が厚くなっているなど、赤ちゃんの快適性がしっかり考えられていると感じましたよ。
早速、新生児サイズのお人形に着せてみました。
着せ方はとっても簡単。
寝袋のように赤ちゃんを設置して、チャックを閉じるだけ。これで着用が完了します。
すでに寝返りができる赤ちゃんは、以下のように腕を通してあげれば完成です。
一枚もののおくるみよりも断然扱いやすいのもメリットの一つですね。
さらに、エルゴポーチはベル型の形状なので、足が窮屈そうに感じることもありません。
また、チャックが顔に当たらないようにきちんと配慮されています。
続いて、バタフライカーデをコクーンの上から着せてみたのがこちら。
か…かわいい…!!!
バタフライカーデは1枚で防寒として使用することも、スリープバッグの上から羽織ることもできます。
さらには腕の生地を折り返せば手を隠すこともできるので、コクーンだと少し窮屈そう、そろそろ寝返りしそうという時に非常に活躍するでしょう。
見た目も機能性も優れたスワドルでした♩
エルゴポーチ(スリープスーツバッグ)のレビュー
続いて、エルゴポーチのスリープスーツバッグをレビューします。
こちらのスリープスーツバッグは先ほどのコクーンと異なり、0.3TOG(夏向け)を使用しました。
先ほどの2.5TOGを見た後だとかなり涼しげに感じる生地感でしたよ。
スリープスーツバッグは、先ほどのコクーンとは違い、対象年齢が2~4歳なので、すでに歩行していることが前提となるため足がチャックで分かれる仕様になっています。
しかし、足が分かれはするものの、足の裏が外に出ることはありません。
え?歩きづらくないの?
と、不安になりますが、大丈夫。
足の裏にはきちんと滑り止めがついているので、寝る少し前に着たとしても安心して歩くことができますよ。
実際に我が子(2歳・身長90cm)が着てみるとこんな感じ。
ジャンプスーツのような見た目で、これまたかわいい…♩
特に嫌がることもなく、すやすや寝ていましたよ〜。
2歳前後は布団はもちろん蹴飛ばすし、じっとしていないので、夏の暑い時期や冬の寒い時期の服装に本当に悩まされるのですが…
エルゴポーチのおかげで安心して眠ることができるようになりました…!
エルゴポーチの口コミ(メリット・デメリット)
エルゴポーチを実際に使って感じた口コミ(メリット・デメリット)は以下の通りです。
いい口コミ(メリット)
- デザインがおしゃれ
- おくるみより扱いやすい
- 生地の厚さが選べる
- 就寝時だけでなく防寒にも
デザインがおしゃれ
エルゴポーチはデザインがとにかくおしゃれです。
赤ちゃんに着せてあげると「かわいい〜〜」と悶えること間違いなしでしょう。
また、このおしゃれな見た目から、プレゼントにもおすすめです。
エルゴポーチでは可愛すぎるプレゼントバッグを購入することができるので、出産祝いや赤ちゃんの睡眠に悩んでいるかたへのプレゼントにピッタリでしょう。
おくるみより扱いやすい
エルゴポーチは、一枚物のおくるみよりかなり扱いやすいです。
SNSなどで「おくるみで赤ちゃんをおひなまきするとよく寝る」なんてことを見たことがありますが、私自身不器用で、全然うまく包んであげられない上に、股関節の動き制限されるのが心配で結局できなかったんですよね…
「おくるみいらない」と思われる原因は扱いが難しいからもあるよね
エルゴポーチは寝袋のように着せてあげるだけなので、器用さは全く関係ありません。
誰でもすぐに着せてあげることができますよ。
さらに、エルゴポーチは国際股関節異形成協会(研究所)から「股関節に優しい」製品であるとの評価もあり、一枚物のおくるみよりも安心して使うことができるでしょう。
生地の厚さが選べる
エルゴポーチは、生地の厚さを柔軟に選ぶことができます。
赤ちゃんは体温調節をうまくできません。加えて赤ちゃんの就寝中は、かなり動くので布団をずっとかけておくことも難しく、SIDSの危険性もあるため、掛け布団を使うのは注意が必要です。
そこでエルゴポーチのTOG規格の保温性が大活躍。
我が家の2.5TOGと0.3TOGを比べてみると以下の通り。
2.5TOGはふわふわで分厚くなっており、0.3TOGは生地一枚の涼しげな見た目。この見た目からわかるように生地感が全然違いますよね。
着せるだけなので布団のようにはだけてしまう心配もありません。
お部屋の室温や季節に合わせて着せ替えることで赤ちゃんは快適に眠ることができるでしょう。
就寝時だけでなく防寒にも
エルゴポーチは就寝中だけでなく、防寒としても使用できます。
コクーンタイプであれば、ベビーカーの防寒対策としてかなり活躍するでしょう。
足が開くスリープスーツバッグであれば、抱っこ紐でも使うことができますね。
また、エルゴポーチは嵩張らないので、帰省先などいつもと環境が違うところでも、慣れ親しんだスリープバッグを纏うことができるので安心して眠ることができるのもメリットの一つでしょう。
イマイチな口コミ(デメリット)
エルゴポーチのイマイチな口コミ(デメリット)は一点のみ。
- 生地の厚さを選ぶのが難しい
サイズ展開・生地の種類の幅が広いのは、メリットでもありますが、選ぶ難易度が非常に高くなりますよね。
迷った時は、1.0TOG(オールシーズン)を購入するのがいいでしょう。
ある程度の室温の調整はエアコンで可能なので、オールシーズンのエルゴポーチであれば対応できる期間が一番長いです。
また、冬場の防寒として兼用するつもりであれば、2.5TOGも活躍してくれるでしょう。
エルゴポーチの口コミ・レビューまとめ
本記事では、エルゴポーチの口コミ・レビューをまとめました。
おくるみの扱いがむずかしいかたには、特におすすめできる商品でした。
おしゃれな見た目で、日本に上陸したばかりなのでかぶらない出産祝いとしても喜ばれること間違いなしでしょう。
ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
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