- 子育てママがフルタイムだと後悔する理由は?
- 子育てしながらフルタイムで疲れた時に乗り越える方法
- フルタイムが疲れたら働き方を見直すタイミング
働くママは誰しも一度は子育てと仕事の両立に悩むかと思います。
私もそうでした。
子供を育てながらフルタイムで働き、正直しんどい思いもつらいことも沢山経験しました。
そこで本記事では『子育て中のママがフルタイムで後悔したこと』をお伝えしたいと思います。
結論から言うと、フルタイムだと後悔します。
後悔する理由をしっかりお伝えしていくので、働き方に悩んでいるママの参考になれば幸いです。
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子育てママがフルタイムだと後悔する7つの理由
子育てママがフルタイムだと後悔する理由は7つあります。
①とにかく時間がない
フルタイムだととにかく時間がありません。
朝起きて、家事や子供の世話をしつつママも出勤準備。
仕事が終わったらダッシュで子供を迎えに行き、帰宅したら家事をしつつ子供のお世話をしていく必要があります。
驚くほど、1日があっという間に終わってしまいます…
「もう1日終わっちゃうの?!」と時間のなさを痛感するのがフルタイムです。
②余裕がなく疲れる
とにかく時間がないため、精神的な余裕がなくなります。
朝も仕事の出勤時間に間に合わせるために、つい子供を急かしてしまいます。
「はやく食べて」「はやく準備して」と、常に時間を気にして追われている感覚です。
余裕がないとイライラして、つい口調が強くなることも…
仕事や家事、育児とたくさんのタスクを抱えるママは、時間に追われると余裕もなくなってしまいます。
③家事が疎かになる
フルタイムだと朝も早く、家事が疎かになりがちです。
朝はやく起きて、子供が寝ているうちに家事をすると捗りますが…
共働きかつフルタイムで働いていると、早起きも本当に大変ですよね。
育休中は出来ていたことも、フルタイムで働きだすと出来ないことが多くなり「こんなはずじゃなかったのに…」と自分自身を責めてしまうママも。
家事と育児、仕事のバランスは非常に難しくなります。
④体力的にしんどい
フルタイムだと「週5日・1日8時間」の週40時間の勤務体制が一般的です。
1日8時間の仕事にプラスして、通勤時間も加わります。
それに加え、家事・育児ですよ。
当たり前ですが体力的にしんどいです。
横浜市立大学の研究でも、フルタイムで働くママの平日の家事時間は2.2〜2.5時間/日という結果がありました。
そりゃあ体力的にしんどいよね、母は強しって本当に思います。
⑤仕事中心の生活になる
パートと違いフルタイムだと責任が大きくなり、仕事中心の生活になることも。
子供が小さいうちは熱を出したり、体調を崩したりすることも多いです。
本来なら仕事を休んで子供の看病をするのが理想ですが、フルタイムだと仕事を休めないケースもあります。
となると、病児保育の利用や祖父母に協力を依頼して、仕事が出来るよう調整していかなければなりません。
家庭のために働いていたのに、仕事中心の生活になってしまっては元も子もないですよね。
⑥夫婦喧嘩が増える
フルタイムかつ共働きだと夫婦喧嘩が増えます。
昨日は夜遅くまでお仕事頑張ってきてくれた旦那さんに、優しくできず少し喧嘩してしまった・・・お互いフルタイムで働いているのに家事は私ばっかりとか、不満がポロポロとでてきてしまって、泣いてしまって反省・・・・家事してあげてるなんてとても嫌な言い方してしまった~~
— うなぎ (@unagipai_oishi) August 29, 2019
家事の分担を考えておかないと、どうしてもママ主体になっちゃうんですよね。
我が家でも「なんで私ばっかり?!」とイライラすることが多かったです。
そのため、夫婦喧嘩しながら解決策を見つけていきました。
結果的には保育園の送り、食器洗い(食洗機だけどね)をパパが担当することに。
もちろん公平に家事を分担できれば良いですが、なかなか難しいですよね。
夫婦喧嘩が増え家庭の雰囲気が険悪とならないよう、コミュニケーションを取りながら家事や育児については分担していきましょう。
⑦子供に罪悪感を感じる
フルタイムだと子供に罪悪感を感じることも。
朝早くに保育園を送り、夕方は残業があればお迎えは遅くなってしまうこともしばしば。
保育園でぽつんと寂しそうに遊んでいる我が子を見ると、「これで良いのかな?」と自分の働き方に悩みました。
子供が小さい時期は、手がかかるけど一番かわいい時期とも言われますよね。
とはいえ、フルタイムだと子供と過ごす時間は限られてしまいます。
一緒に過ごす時間を減らしてまでフルタイムで働くことが正解なのか、母親として罪悪感に苛まれました。
子育てしながらフルタイムで疲れた時に乗り越える方法
フルタイムで頑張っているママも多いと思います。
子育てしながらフルタイムで疲れた時に乗り越える方法を紹介しますね。
完璧を求めない
家事も子育ても、完璧を求めてはいけません。
「完璧にしないと」「きちんとしないと」と考える真面目なママほど、疲弊してしまいます。
家事50点、子育て50点くらいで大丈夫です!
週末は家事10点、子育て90点くらいでも全然OK!
ちょっとくらい部屋が汚れてても生活できます。
完璧にしようと思わず、ほどほどくらいが丁度いいのです。
便利な家電やサービスに頼る
今や便利な家電やサービスは沢山あるので、どんどん活用していきましょう。
- ドラム式洗濯機
- 食器洗浄機
- お掃除ロボット
家電を駆使しないと、家事がまわりません…
家電を導入するにあたり、もちろん初期投資は必要です。でも、費用対効果は素晴らしいです。
フルタイムママの時間を作るためには、使える家電やサービスは積極的に活用していきましょう!
夫婦で役割分担を決める
家事や子育ての『役割分担』も決めておきます。
ママだけが家事や育児を頑張る必要はありません。
パパにも家事や子育てを担ってもらいましょう。
とはいえ、最初からきっちり役割分担することは難しいと思います。
まずはパパでも出来そうな役割からお願いしてみるのがおすすめです。
たとえば以下のような役割からお願いするといいですよ。
- 出勤ついでにゴミ出し
- お風呂の前、ついでに浴室掃除
- 子供のお風呂入れ
難しいことではなく、簡単に行動できることから始めましょう。
我が家では、使った食器をパパが食洗機にかけることもありましたが、入れ方がどうしても雑で気になってしまい…
今は食洗機に入っているお皿を棚に戻す作業をお願いしています。
家事は全工程お願いするのではなく、部分的に分担するのも良いですよ。
子供と過ごす時間を増やす
疲れた身体や心を癒してくれるのは子供ですよね。
子供の楽しそうな笑顔を見ると元気が出ますし、それだけで明日も頑張ろう!って気合が入ります。
全力で遊ぶと体力がなくなりますが…
それでも子供のかわいい寝顔を見ると癒やされます。
「フルタイムはもう無理!疲れた!」という時こそ、子供との時間を増やしてみましょう。
息抜きできる時間を作る
子供との時間、家族との時間ももちろん大切ですが、それ以上にママが息抜きできる時間は必要です。
私もひとりになりたい時は、子供が寝た後はパパに任せてひとりドライブしたり、休みの前の日は夜更かししてNetflixを見たりしています。
ひとりの時間を作ることで、心に余裕ができるんですよね。
今、疲れてどうしようもないママは、ひとりの時間を作ってみませんか。
30分でも1時間でも良いので、ひとりになると冷静になれますよ。
疲れた心を元気にするためには、家事や育児から一旦意識を離してみましょう。
フルタイムが疲れたら働き方を見直そう
フルタイムが疲れたら働き方を見直しましょう。
もちろんフルタイムで働くと収入面においては安心しますが、無理をしてまで子育てや家事を頑張るのは大変です。
今あなたが何を優先したいか、大切にしたいのか、しっかり見つめ直してみましょう。
- 時短勤務・パートにする
- 職場は変えず、仕事量を減らす
- 仕事と育児が両立できそうな会社に転職する
- 仕事を辞めて専業主婦になる
時間を巻き戻すことはできませんので、後悔のないような「働き方」でありたいですね。
子育てママがフルタイムだと後悔する理由まとめ
本記事では、子育てママフルタイムだと後悔する理由をまとめました。
実際、私はフルタイムで働くことを辞めました。
もちろん収入の面は不安ですが、働くことは子供がもう少し大きくなってからでも出来ます。
子供と過ごせるのは今だけです。中学生、高校生になったら友だちや部活優先になってしまうでしょう。
そのときに「もっと一緒に過ごす時間を作ればよかった…」と後悔のないようにしたいですね。
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