ベビースイミングって意味ない?いつから始める?危険性も紹介
- ベビースイミングって意味ないの?
- デメリットは何?
- メリットは?どんな効果があるの?
- いつから始める?
子供が小さい時期の習い事として人気のベビースイミング。
「脳の発達に良い効果がある」という意見がある一方で、「ベビースイミングなんて意味ないよ」という意見もあります。
そこで、この記事では、ベビースイミングが本当に効果的なのかをまとめました。
ベビースイミングって意味ない?効果はあるの?
ベビースイミングでは特に赤ちゃんの身体を強くする効果が期待できます。
プールの冷たい水で皮膚が刺激され血液の循環が良くなることで体の免疫力が高まり、風邪を引きにくい体質になります。
また、体温調節機能が向上するので熱中症リスクも減ると言われています。
ベビースイミングの目的・効果は泳げるようになるためのものではありません。
運動神経や身体機能の発達、親子間のスキンシップです。
我が子に泳げるようになって欲しい!という目的を持って始めてしまうと、ベビースイミングは意味がないと感じてしまうかもしれません。
泳げるようになる目的でスイミングに通わせたいのなら4歳ごろから始めるのがベストだよ!
ベビースイミングのデメリットや危険性┃意味ないと言われる理由とは
ベビースイミングのデメリットは主に以下の3つです。
1つずつ解説します。
感染症のリスク
プールに入るとプール熱(咽頭結膜炎)や流行り目(流行性角結膜炎)、水いぼなどの感染症にかかる可能性が高くなると聞いたことがある人は多いはず。
しかしそれは一昔前の話。
今ではプールの水は適切に消毒されており、その濃度はウイルスの活動を弱らせるのに十分な数値です。
そのため、プールの水での感染はほぼ発生しません。
ただ、ビート板やヘルパー(浮き輪)などの道具と肌の接触から感染することは考えられます。
少しでも体調が悪い時にはレッスンを休み、道具を触ったらしっかりシャワーで流して清潔なタオルで拭くように心がけて安全に教室に通いましょう。
水を飲む危険性
赤ちゃんの中には、お風呂のお湯などをゴクゴクと飲んでしまう子がいますよね。
同じように、プールの水を飲んでしまう赤ちゃんもいます。
塩素で消毒されたお水なんて飲んだら体に悪影響があるのでは?!
そう心配してしまうママやパパが多いと思いますが、特に問題はありません。
何故なら、塩素消毒されたお水と言ってもほぼ水道水と同じだからです。
室内プールでは塩素のニオイがこもりやすいので消毒臭をかなり感じてしまいますが、実は飲んでも大丈夫なレベルの濃度です。
少しくらい飲んでしまっても赤ちゃんの体に影響はないので安心してくださいね。
大人の負担が大きい
ベビースイミングは大人の参加が必須です。
更にママのメイクは基本的にNGですし、自分と子供の着替え・タオルなど持ち物は多め。
連れていく大人の負担が大きく、一連の流れがどうしても面倒に感じてしまい始めるハードルが高いのがベビースイミングです。
しかしスッピンなのはどのママも同じわけですし、慣れてしまえば負担に感じなくなる部分もあります。
一度近所の教室に体験に行ってみて実際に一連の流れを経験してみるといいかもしれませんね。
ベビースイミングのメリット┃脳に与える効果とは?
ベビースイミングを始めることで、こんなメリットがあります。
1つずつ解説します。
身体が強くなる
先述した通り、ベビースイミングで赤ちゃんの身体は強くなります。
具体的には免疫力のアップや体温調節機能の発達が挙げられます。
風邪を引きにくくなったり熱中症リスクが軽減するので病気に強い子になるよ!
また、普段とは違った環境(水中)で運動をすることで疲れてたっぷり寝てくれるようにもなります。
よく運動してよく寝る。
まさにベビースイミングは赤ちゃんの健康維持に非常に効果的なのです。
運動能力と脳の発達に効果的
水中では、普段の陸上での生活では出来ない全身運動をさせてあげられます。
普段使わない筋肉も使えるので、そのエネルギー消費量は陸上での運動の4〜6倍とも言われています。
様々なバリエーションに富んだ動きで十分に運動することで運動能力を促進できますし、ふわふわと浮く水中で無意識にバランスを保とうとバランス能力も身につきます。
また、ベビースイミングは脳の発達にも非常に効果的です。
プールサイドという、普段見ている世界とは全く違う環境。
様々なものを見て、聞いて、触ることで赤ちゃんの五感が研ぎ澄まされます。
水の中での景色・水を触る感触・水しぶきなど、五感全てをフル稼働させて感じることで脳が刺激されてより発達すると言われています。
赤ちゃんが水に慣れる
小さな時から水で遊ぶことで、赤ちゃんは水への恐怖心がなくなります。
お風呂はもちろん、旅行先などでのプール・海デビューもより楽しめそうですね。
ママやパパの方も子供との水遊びに慣れるので、安心して一緒に水遊びが出来るでしょう。
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親子のスキンシップに最適
ベビースイミングは親子のスキンシップタイムになります。
赤ちゃんは1人では浮くことも出来ないので、水の中にいる間は大人がほぼずっと抱っこしている状態になります。
肌と肌を触れ合わせてレッスンを行うので、愛着形成にとても効果的♪
幼児期に特定の人との間で信頼・愛着関係を持つことは、その子の性格や自己肯定感に大きく関わってきます。
我が子の今後の生き方の道筋を作るという風にも言い換えられるので、幼児期のスキンシップってとーっても大切なんです。
しかし、家に赤ちゃんと2人だけでいるとなかなかお世話以外での抱っこのタイミングが分からない事もありますよね…。
ベビースイミングでは習い事としてたっぷり抱っこの時間を取れるので、赤ちゃんとの触れ合い方が難しいと感じるパパやママにおすすめです。
大人の息抜きタイムになる
ベビースイミングは赤ちゃんだけではなく大人にも良い影響を与えてくれます。
赤ちゃんと2人だけでいると、「今日は何をしよう?」と時間の過ごし方を見つけるのがしんどかったりしますよね。
そんな時に週に1回でも親子一緒に出来る習い事があればかなりの気分転換になります。
さらに、水の中での運動なので運動不足解消に役立ちます。
また、水に入って免疫力や体温調節機能が高まるのは大人も同じなので健康な体作りにも効果的。
同じ教室のママ・パパさんとの交流も生まれ、そこから子供の友達が出来ていくのも嬉しいですよね。
ベビースイミングはいつから始める?
ベビースイミングは、首がきちんと座って身体の作りがしっかりしてくる生後6ヶ月頃からがおすすめです。
生後4ヶ月からOKな教室もありますが、赤ちゃんの体質を見極める意味でも生後6ヶ月までは待つ方がベターでしょう。
また、自分が着替える時や我が子を着替えさせる時に少しだけでもおすわりをして待たせられた方が安心です。
生後6ヶ月かつ短時間でも支えなしでおすわりが出来てから始めるのがベストなタイミングと言えます。
ベビースイミングって意味ない?いつから始める?危険性も紹介【まとめ】
ベビースイミングでは赤ちゃんの運動能力や身体の機能、脳の発達を高める効果が期待できます。
意味がない、危険だ、という意見を目にすることもありますが、生後6ヶ月を過ぎてパパやママが一緒に参加して楽しめばデメリット以上のメリットを得られますよ。
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