空間認識能力を鍛えるにはおもちゃが最適!おすすめの遊びも紹介

空間認識能力を鍛えるにはおもちゃが最適
  • 空間認識能力を鍛えるおもちゃはある?
  • 空間認識能力の高い人の特徴は?
  • 空間認識能力が低いとどうなる?
  • 空間認識能力って何歳までに身につけるべき?

空間認識能力は幼児期の早い段階から身につけておくといい能力です。

「空間認識能力ってどうやって鍛えるもの?」と疑問の方も安心してください。

実は特別なことをせずともおもちゃで遊びながら簡単に鍛えることができます。

この記事では、空間認識能力を鍛えるのにおすすめのおもちゃや遊び方を解説します。

空間認識能力は早くて1歳過ぎからおもちゃで鍛えることができますので、1歳以上のお子様がいる方は目を通してくださいね。

目次

空間認識能力とは?

空間認識能力は、3次元の空間上で物体の形状、方向、大きさなどの状態や、間隔などの位置関係を正確に素早く認識する能力を表します。

具体的には、「スポーツでシュートを決めるためにボールとゴールの距離を認識する能力」「モノが箱に入るかどうかの距離感を見極める能力」などが「空間認識能力」に当たります。

目の前の「空間」を認識し、頭の中で再現する練習を積み重ねることで、抽象的思考が鍛えられます。

空間認識能力が高い人の特徴

空間認識能力が高い人の特徴は以下の通り。

  • 球技をはじめとするスポーツに強い
  • 絵を上手に描くことができる
  • 地図を間違わずに読める
  • 自動車を運転するのが上手

球技をはじめとするスポーツに強い

空間認識能力を表す上で想像しやすいのは球技です。

  • ゴールを目がけてシュートする:ゴールとの距離を見定めて力加減を調節する
  • 離れた仲間にパスをする:人の動き・距離を見定めて力加減を調節する

スポーツにおける行動の意思決定は、空間認知能力が優れている人の方が上手にできる傾向があります。

絵を上手に描くことができる

絵を上手に描くためには、対象物を3次元で捉えて、それを紙などの2次元に変換し描く必要があります。

つまり、奥行きや影などの形状や距離感を把握できていないとうまく描くことができないんですよね。

平面のものを平面に描くことはできても、立体的に描くことが難しいのは空間を認識しなければならないからです。

地図を間違わずに読める

地図を読むにも空間認識能力が必要です。

先ほどの絵を描く作業と同様、3次元(実際の道)と2次元(地図)を連動させなければなりません。

方向、距離などの空間を正しく認識することで地図を読むことができます。

自動車を運転するのが上手

自動車を運転するにも、空間認知能力が欠かせません。

駐車する際、自転車を追い越す際など車を運転するのに必要なすべての動きが、空間認識によって意思決定されています。

空間を認識することで未来をイメージし、危険を察知することも可能です。

空間認識能力が低いとどうなる?ぶつかる?

空間認識能力が低いと、危機管理ができなくなり最悪ぶつかります。

  • 歩行中の人やモノとの距離感がわからない
  • 車を運転中の車や自転車との距離感わからない

など空間認識能力が低いと「このまま進むとぶつかるかもしれない」と察知する能力(危機管理)も低くなります。

すると「まだいけるな、進もう」と頭が判断し、最悪の場合ぶつかってしまいます。

スポーツや車の運転が苦手というだけでなく、怪我が多くなり心配ごとが増えますので、空間認識能力が低いことのメリットは何もないといえますね。

空間認識能力は何歳までに鍛える?

空間認識能力は5歳までに鍛えるべきです。

一般的に子どもの空間認識能力は3〜5歳の時に著しく成長するので、この時期を逃さない手はありません。

「空間認識能力を鍛える」というと何か特殊な訓練をすべきと思いがちですが、安心してください。

身近なおもちゃや家にあるもので簡単に鍛えられますので早速紹介します。

空間認識能力を鍛えるおもちゃは4つ

空間認識能力を鍛えられるおもちゃは4つあります。

5歳までのお子様でもできるおもちゃだけを集めました。

  • 積み木
  • ブロック
  • マグネットブロック
  • パズル

積み木

おもちゃの定番である積み木は空間認識能力向上に非常に有効です。

  • 積み木を積み重ねる
  • 横に並べる
  • 積み上げたものを壊す

積み木を通して立体を構築する過程や、積まれた積み木の見えない部分を推測する想像力や空間認識力を自然に学ぶことができますよ。

また積み木は1歳ごろから簡単に取り入れられるおもちゃなので、早くから鍛えたい!という親御さんにおすすめです。

ブロック

積み木ができたら今度はブロックに挑戦してみましょう。

ブロックは組み合わせが必要になるので積み木よりも難易度が上がります。

将棋の藤井聡太さんも幼児期に遊んでいたという「キュボロ」が代表的です。

「キュボロ」はブロックに溝がほられたり穴が開いているおもちゃで、ブロックを組みビー玉を転がせます。

キュボロ

ビー玉をどう転がすか、道をつなげるためにブロックをどう積み上げるかなど空間認識能力を鍛えるのに最適でとても人気なおもちゃです。

マグネットブロック

マグネットブロックは各辺に磁石が内蔵されており、簡単に立体を作ることができるブロック。

立体と立体の組み合わせは何万通りにもなり、独創性や想像力も鍛えることができます。

  • 正方形を何枚並べれば立方体ができるか
  • 立体を展開したらどうなるか

などの思考を自然に身に着けられるのがマグネットブロックの魅力です。

平面と立体の思考力が鍛えられ、物事を多角的に捉える力がつきますよ。

パズル

積み木・ブロックができるようになれば、手先の細かい作業が必要になるパズルもおすすめ。

パズルは完成形をイメージして作っていくので空間認知能力を育むのはもちろん、手の動き、元の絵を記憶する力など様々な能力が鍛えられるおもちゃです。

初めはお子様の好きな絵柄のパズルから始めると取り組みやすくていいですよ。

まとめ│空間認識能力を鍛えるには知育おもちゃが重要!

空間認識能力は、日常生活の中でもかなり重要な能力なので、遅くとも5歳までに鍛えたい能力です。

そんな空間認識能力を鍛えるには、知育おもちゃが非常に重要。

  • 積み木
  • ブロック
  • マグネットブロック
  • パズル

このような身近なおもちゃで幼児期から遊ぶことで、自然に空間認知能力を鍛えられるのでおすすめです。

知育おもちゃで空間認知能力を鍛えて、子供の能力をより引き出せれば嬉しいですね。

どのおもちゃもレンタルすることが可能なので、いきなり購入が大変な方は「トイサブ」などのおもちゃのサブスクを利用して、お試ししてから購入しましょうね。

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