- グスケットとヒップシートどっちが使いやすい?
- グスケットとヒップシートの違いが知りたい
赤ちゃんが大きくなってきてセカンド抱っこ紐を探していた時に見つけたのが「グスケット」と「ヒップシート」
どっちを買うべきか迷う…という方に向けて、本記事ではグスケットとヒップシートを比較していきます。
どちらも抱っこを楽にしてくれる非常に便利な育児グッズですが、合う・合わない人がいるのも事実。
どんな人におすすめできるのかをズバリ解説していくので最後まで読んでみてくださいね。
グスケットとヒップシートの比較!どっちも買ってみた
グスケットとヒップシート、どっちが使いやすいんだろう…と私も悩みました。
そして悩んだ末に私はどっちも購入したので、それぞれの特徴を説明していきますね。
グスケットとは
グスケット抱っこ紐とは、韓国発祥のボディバッグ型の抱っこ紐です。
商品名 | グスケット抱っこ紐 |
メーカー名 | AMHM.INC(GOOSEKET) |
製造国 | 韓国 |
推奨時期 | 腰が座る頃〜20kgまで |
推奨体重 | 20kg |
素材 | 本体生地:綿100% ベルト:ポリプロピレン100% |
デザイン性に優れており、グスケットの最大の魅力はコンパクトになること。
抱っこ紐を持っていくのはかさばるけど素手の抱っこはしんどい…という時におすすめなのがグスケットです。
セカンド抱っこ紐としてSNSを中心に人気がありますよ。
ヒップシートとは
ヒップシートとは、台座付きの抱っこ紐のこと。
ウエストポーチのような見た目で、腰にベルトを巻きつけることで抱っこの補助をしてくれる育児グッズです。
腹巻きのようなタイプのみならず、肩ベルトが付属しているもの・抱っこ紐のような見た目になるものなどさまざまなタイプが発売されています。
もちろん、その付属の肩ベルトは取り外し可能なので、どれもヒップシート単体としても使うことが可能ですよ。
グスケットとヒップシートの比較
グスケットとヒップシートの比較は以下の通りです。(ヒップシートは一例としてポルバンのスペックを引用)
グスケット | ヒップシート | |
---|---|---|
価格 | 6,600円(税込) | 11,000円(税込) ※他のヒップシートは 3,000円〜 15,000円程度 |
推奨時期 | 腰が座る頃〜20kgまで | 腰がすわってから (7ヵ月頃)~36ヵ月まで |
推奨体重 | 20kg | 約15kgまで |
本体重量 | 約230g | 約450g |
メリット | コンパクト 妊娠中でも使用可能 カラバリ豊富 | 収納力がある 肩が楽になる |
デメリット | 肩への1点集中 収納力がない | かさばる 腰に負担がある |
ヒップシートのメーカーにもよりますが、価格はそんなに差はありません。
推奨体重もグスケットは20kgまで、ヒップシートは15kgまでのものが多いですが、正直20kgを抱っこし続けるのはグスケット・ヒップシートどちらを使っても苦行です。
ですので推奨体重はあくまでも耐えられる目安であり、楽に抱っこできる体重の目安ではないのを理解しておいてくださいね。
また、グスケットとヒップシートはそれぞれメリット・デメリットがあり、一概にこちらがおすすめと言えるものではありません。
抱っこ紐や抱っこに関する悩みがより解決する方を選んでくださいね。
グスケットとヒップシートどっちがおすすめ?
グスケットとヒップシート、どっちを買うべきかを「おすすめな人」としてそれぞれ紹介します。
グスケットがおすすめな人
グスケットがおすすめな人はこんな人です。
- 腰痛持ち
- 妊娠中・帝王切開の傷が気になる方
- とにかくコンパクトにしたい
- ダサいのは絶対に嫌
腰痛持ち
腰痛がしんどい方は、間違いなくグスケットがおすすめ。
ヒップシートの中には、肩で支えるものや肩ベルトが付属されているものもありますが、グスケットの使いやすさに比べると劣る印象です。
例えばヒップシートのボーンブーン。
おしゃれで収納力もあり、肩で支えるタイプのヒップシートですが、肩ベルトのクッション性が弱く、長時間の抱っこはしんどかったです。
一方、グスケットはクッション性もあり、肩ベルトが二股になっているため腕を動かしやすく抱っこしやすいですよ。
腰痛持ちの方は腰になるべく負担のかからないグスケットがおすすめです!
妊娠中・帝王切開の傷が気になる方
妊娠中の方でも使えるのがグスケットです。
ヒップシートはどうしてもお腹に装着するので圧迫してしまう恐れが。
グスケットは肩に負担がかかるものの、ベルトがお腹に直接当たることはありません。
赤ちゃんを脇にずらして抱っこすることができるので、妊娠中の方や帝王切開のあとが気になる方に特におすすめです。
とにかくコンパクトにしたい
とにかくコンパクトで荷物が軽くなるものにしたい方もグスケットが最適です。
自転車や徒歩、ベビーカー移動の方はとにかくかさばる抱っこ紐は本当に嫌ですよね。
ベビーカー下なんかはヒップシートだけで容量が埋まってしまうほど…
その点、グスケットはかなりコンパクト。2つを並べてみると一目瞭然ですよね。
子育て中のお出かけは荷物がただでさえ多くなります。そろそろ抱っこ紐はもういいかな…という頃でもかばんに忍ばせて置けるので安心感が段違いですよ。
ダサいのは絶対に嫌
グスケットは、ボディバッグのような見た目なのでつけっぱなしでも洋服を邪魔しません。
パパでもママでもおしゃれに持つことができますよ。
また、グスケットはカラーバリエーションも豊富なので、どれにしようか迷うほどです。
黒や灰色がメインのヒップシートと違い、カラーを楽しむことができるのもグスケットの魅力ですよ。
ヒップシートがおすすめな人
ヒップシートがおすすめな人はこんな人です。
- 肩こりがひどい
- 手ぶらでお出かけしたい
- 長く使いたい
肩こりがひどい
肩こりがひどい人は、ヒップシート一択です。
私は仕事柄デスクワークが多く、肩こりは年中の悩み。
そこに重くなってきた息子を抱っこしていて毎日肩を酷使しているので、肩こりがとにかくひどい。
なので、グスケットを購入したものの正直、パパが使うことの方が多いです。
ヒップシートは腰に負担があるものの、素手で抱っこするよりも肩が非常に楽になったので私にはヒップシートが合っていました。
手ぶらでお出かけしたい
手ぶらでお出かけしたい人は、収納力のあるヒップシートがおすすめです。
グスケットは、ボディバッグという見た目でありながら入るのは財布とスマホ程度。
しかも抱っこしている間は入れておけないので実質収納は期待できません。
その点、ヒップシートは座面下やベルトに収納できるものが多く、おむつやおしりふき、財布などを入れておくことができます。
つまり、近くへの散歩程度であればヒップシートだけでお出かけが可能ですよ〜。
長く使いたい
オプションが充実している分、ヒップシートはかなり長く使うことができます。
中にはオプションパーツを使用すれば新生児から使用できるヒップシートも。
抱っこ紐が付属しているものを購入すれば、抱っこ紐として、ヒップシートとして用途に合わせて使い分けができてかなり便利です。
グスケットは使い方は1通りしかないため、用途の幅が広がりません。
あくまでもサブ要素が強い抱っこ紐かなと思います。
メイン使いできるほど、長時間・長期間の抱っこを想定している場合は、ヒップシートがおすすめですよ。
ヒップシートのおすすめはポルバン
「ヒップシートにしよう、でもどのヒップシートがいいかわからない」という人に向けて、ヒップシートを比較してみました。
商品名 | 価格 | 特徴 | おすすめな人 | 販売先 |
---|---|---|---|---|
ポルバン アドバンス | ヒップシート単体 11,000円(税込) | 抱っこの安定性抜群 オプションが充実していて長く使用可能 【有償オプション】 シングルショルダー/ダブルショルダー | ・抱っこをとにかく楽にしたい ・安全性の観点から老舗メーカーがいい | 楽天 |
ポグネー | ヒップシートキャリア 23,650円(税込) | エルゴより腰・肩の負担がかなり軽減 荷物はあまり入らない | ・抱っこ紐で寝ることが多い ・親の両手が空いて欲しい ・おしゃれさ安定性は譲れない | 楽天 |
ケラッタ | 3,580円(税込) | ベビーキャリア(抱っこ紐)が付属している | ・使うかわからないので、 とにかく価格重視で使い心地を確かめたい | Amazon 楽天 |
ボーンブーン | 8,470円(税込) | 見た目は完全にボディバッグ | ・ダサいのは絶対に嫌だ ・ヒップシートだけでお出かけしたい | 楽天 |
コペルタ | 4,300円(税込) | 肩ベルトが付属しているので力が分散する | ・ヒップシートだけでお出かけしたい ・腰だけで抱っこするのは不安 |
Amazon
楽天 |
総合力が高いのはポルバン アドバンスです。
高級感のある見た目と、オプションが充実しているためご家庭にあった使い方ができますよ。
また、価格を重視するなら、ケラッタがおすすめです。
値段が安いながらも抱っこ紐になるキャリアが付属していてコスパ抜群でした。
詳しい比較は、おすすめヒップシートランキングで紹介しているのでぜひ読んでみてくださいね。
グスケットとヒップシートどっちがおすすめ?まとめ
本記事では、グスケットとヒップシートどっちがおすすめ?をまとめました。
グスケット・ヒップシートどちらにもメリット・デメリットがあり、それぞれおすすめな人は以下の通りです。
おすすめな人
おすすめな人
特に重要なポイントは「腰か肩、差し出すならどちらか」という判断基準です。笑
私の場合、肩こりがひどかったのでヒップシートに軍杯が上がりました。一方旦那は、さっと抱っこできるグスケットを推していましたよ。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で購入するようにしてくださいね。
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