- ヒップシートはいつからいつまで使える?
- 新生児や腰座り前でも使えるヒップシートはある?
- ヒップシートのメリット・デメリットは?
ヒップシートは、赤ちゃんの抱っこを補助してくれる神育児グッズ。
そんなヒップシートですが実は種類も多く「腰座りからしか使えないの?いつから使っていいの?」と疑問も多いんです。
本記事では、ヒップシートがいつからいつまで使えるのか、ヒップシートのメリット・デメリットも併せて紹介します。
ヒップシートはいつから使える?
一般的にヒップシートは、生後6ヶ月〜使えるものが多いです。
ヒップシートは主に台座に座らせることで抱っこを安定させる育児グッズです。
しかし中には、新生児や首すわり前から使えるヒップシート(抱っこ紐)もあるので、それぞれ実際の商品の使用月齢をまとめました。
新生児(〜3ヶ月までの首すわり前)から使えるヒップシート
新生児(首すわり前)から使えるヒップシートを3つ紹介します。
商品名 | 使用可能月齢 |
---|---|
ポグネー | 新生児から ※別売りの新生児パッド使用 |
ナップナップ | 新生児から ※別売りの新生児パッド使用 |
ハグラクプラス | 新生児から ※首すわりまではヒップシートで横抱きでの使用 |
BABY&Me | 新生児から ※首すわりまではヒップシートで横抱きでの使用 |
ポグネーとナップナップのヒップシートは、別売りの新生児パッド(クッション)を使用することで新生児から使用が可能です。
その分高額にはなりますが、抱っこ紐+ヒップシート(腰座りから使えるもの)を購入するのと価格差はそんなにないでしょう。
生まれたてからずっと同じものを長く使いたいという方におすすめです。
腰座りから使えるヒップシート
続いて、腰すわりから使えるヒップシートを4つ紹介します。
腰すわり(6,7ヶ月ごろ)から使えるヒップシートが一般的で数も多く販売されています。
また、新生児から使えるものより比較的安価です。
セカンド抱っこ紐としてヒップシートを使いたいという方におすすめでしょう。
ヒップシートはいつまで(何歳まで)使える?
ヒップシートは一般的に、36ヶ月(3歳ごろ)まで使えます。
有名なヒップシートの使用可能月齢を表にまとめました。
商品名 | 使用可能月齢(耐荷重) |
---|---|
ハグラクプラス | 新生児〜36ヶ月(20kg) |
ポグネー | 新生児〜36ヶ月(15kg) |
ナップナップ | 新生児〜48ヶ月頃(20kg) |
BABY&Me | 新生児〜48ヶ月頃(20kg) |
ポルバン | 腰がすわってから(7ヵ月頃)~36ヵ月(15kg) |
ケラッタ | 6ヶ月〜36ヶ月(15kg) |
BORN BOON | 6ヶ月~4歳ごろ(20kg) |
コペルタ | 腰が座ってから~約36ヶ月頃(20kg) |
メーカーによって表記はさまざまですが、目安は月齢というよりも耐荷重をみるようにしましょう。
ぷくぷくのお子様は3歳になる前に15kgをこえている子もいるでしょう。
3歳まで使える、ではなく使用するヒップシートが「何キロまで使えるか」を確認して購入するのがおすすめです。
ヒップシートのデメリットは?危ない?
ヒップシートのデメリットは以下の通り。
- かさばる
- ダサい
- 落下の危険性
- 合わないと痛い場合がある
かさばる
ヒップシートは台座がある分、抱っこ紐よりもかさばります。
新生児用のクッションを使用するとさらに収納が大変になるでしょう。
長時間使用する場合は、抱っこ紐よりもヒップシートの方が楽なので、収納を取るか楽さをとるか検討が必要です。
なるべくコンパクトにしたい方は、ヒップシートよりもグスケットがおすすめ。
サブとしてヒップシートを検討している方はグスケットも検討してみてくださいね。
関連 グスケット抱っこ紐のデメリットは?実際に使った口コミ・レビュー!
ダサい
ヒップシートは一昔前のウエストポーチのような見た目。
なんかダサいし嫌だな〜と敬遠している方も多いでしょう。
見た目が気になる場合は、腰巻タイプではなく、ボディバッグのような肩掛けタイプのヒップシートもあるんです。
下の画像はボーンブーンというヒップシート。
どうみてもボディバッグにしか見えないのにしっかり20kgまで抱っこできます。
見た目にこだわりたい方におすすめなヒップシートでしょう。
落下の危険性
ヒップシートは、抱っこの補助的役割なので肩紐がない場合はずっと両手で抱っこしておく必要があります。
両手を開けたい場合は、下の写真のように抱っこ紐のように肩ベルトをしっかりつけられるものを購入するようにしましょう。
ケラッタのヒップシートは安価なのに、抱っこ紐と同じように使用できますよ。
合わないと痛い場合がある
ヒップシートはおしりの部分にプラスチックの台座が入っています。
これが恥骨に当たって痛い…という口コミを見たことがあります。
私自身ヒップシートを使っていますが、最初はお腹にきちんとつけていたヒップシートが、徐々に下がってきて腰にくると痛い場合があります。
定期的に付け直すことで回避していますよ。
細身の方はフィットせずに痛いということもあるかもしれません。
心配な方は腰巻タイプではなく、ボディバッグタイプのヒップシートの方がいいでしょう。
ヒップシートのメリットは?
ヒップシートのメリットは以下の5つです。
- 歩くと抱っこの繰り返しに即座に対応可能
- お出かけに便利
- 誰でも使える
- 収納力がある
- 長く使える
歩くと抱っこの繰り返しに即座に対応可能
ヒップシートの最大の魅力は、歩くと抱っこの繰り返しに即座に対応可能なこと。
歩き始めた頃(1歳前後)は行動範囲が広がり色々なことに興味津々。
歩きたい→抱っこしてほしい→歩きたい…を繰り返すと、抱っこ紐をわざわざつけたりとったりするのが非常に面倒なんですよね。
かといって、抱っこ紐を持たずに出かけると腕が悲鳴を上げることに…
子供の好奇心を損なわず、親も確実に楽になるのがヒップシートの一番のおすすめポイントです♩
お出かけに便利
ヒップシートはお出かけにすごく便利なんです。
例えば水族館や、テーマパークで、家族写真を撮るときや見たいものを見せてあげるとき、抱っこ紐のつけ外しやベビーカーへの乗せ下ろしってかなり面倒ですよね。
一度下ろすともう二度と乗ってくれないなんて地獄も…
またヒップシートがあればベビーカーを持っていかずに済むので、わざわざエレベーターを探したりスロープを使うために遠回りしたりということがなくて、お出かけがかなりスムーズになりますよ。
誰でも使える
抱っこ紐はややこしい・背中のバックルを自分でつけられないというパパも多いのではないでしょうか。
ヒップシートであれば腰にベルトをつけるだけで簡単に装着できるので説明書いらずの簡単さ!
また、「抱っこ紐の使い方はわからないけど、孫の抱っこがしんどい」という祖父母にも簡単に使ってもらえるので、孫を預かる機会が増えるかもしれませんね。
収納力がある
子供も大きくなってくると、持ち歩くおむつの枚数や着替えの枚数も徐々に少なくなり、少し身軽になってきますよね。
そんな時、抱っこ紐にスマホと財布くらい入れられたらもっと身軽に出かけられるのに…と思っていました。
荷物を身軽にしたい!という方はヒップシートに荷物をたくさん入れられるものがおすすめです。
長く使える
ヒップシートは一般的に腰座り〜3,4歳まで使用できます。
こんなに長く使える育児グッズはあまりないでしょう。
新生児から使えるものであれば、他に買い足す必要もありません。
ヒップシートのおすすめは?
「ヒップシートにしよう、でもどのヒップシートがいいかわからない」という人に向けて、ヒップシートのおすすめを比較してみました。
商品名 | 価格 | 特徴 | おすすめな人 | 販売先 |
---|---|---|---|---|
ポルバン アドバンス | ヒップシート単体 11,000円(税込) | 抱っこの安定性抜群 オプションが充実していて長く使用可能 【有償オプション】 シングルショルダー/ダブルショルダー | ・抱っこをとにかく楽にしたい ・安全性の観点から老舗メーカーがいい | 楽天 |
ハグラクプラス | ヒップシートキャリア 19,800円(税込) | ベビーキャリア付きヒップシート 荷物も入ってコンパクトになる | ・抱っこ紐で寝ることが多い ・長く使いたい ・持ち運びを重要視している | 楽天 |
ポグネー | ヒップシートキャリア 23,650円(税込) | エルゴより腰・肩の負担がかなり軽減 荷物はあまり入らない | ・抱っこ紐で寝ることが多い ・親の両手が空いて欲しい ・おしゃれさ安定性は譲れない | 楽天 |
ケラッタ | 3,580円(税込) | ベビーキャリア(抱っこ紐)が付属している | ・使うかわからないので、 とにかく価格重視で使い心地を確かめたい |
Amazon
楽天 |
ポムル | 10,470円(税込) | 見た目は完全にボディバッグ | ・ヒップシートだけで お出かけしたい ・ダサいのは絶対に嫌だ | 楽天 |
ボーンブーン | 8,470円(税込) | 見た目は完全にボディバッグ | ・ヒップシートだけでお出かけしたい | 楽天 |
コペルタ | 4,300円(税込) | 肩ベルトが付属しているので力が分散する | ・ヒップシートだけでお出かけしたい ・腰だけで抱っこするのは不安 |
Amazon
楽天 |
総合力が高いのはポルバン アドバンスです。
高級感のある見た目と、オプションが充実しているためご家庭にあった使い方ができますよ。
抱っこ紐と同じ使い方がしたい方は、ハグラクプラスがおすすめです。
抱っこのしやすさ、持ち運びやすさ、価格、どれをとっても優秀なヒップシートです。
新生児から使用したい、という方は、ポグネーがおすすめです。
新生児用パッドを使用する必要がありますが、1つで3,4歳ごろまで使用できるので買い直ししなくていいのは魅力でしょう。
また、価格を重視するなら、ケラッタがおすすめです。
値段が安いながらも抱っこ紐になるキャリアが付属していてコスパ抜群でした。
詳しい比較は、おすすめヒップシートランキングで紹介しているのでぜひ読んでみてくださいね。
ヒップシートはいつからいつまで?メリット・デメリットまとめ
本記事では、ヒップシートがいつからいつまで使えるか、メリット・デメリットをまとめました。
ヒップシートは一般的に6ヶ月〜36ヶ月前後使うことができます。
また、ヒップシートのメリット・デメリットは以下の通り。
メリット | デメリット |
---|---|
歩くと抱っこの繰り返しに即座に対応可能 お出かけに便利 誰でも使える 収納力がある 長く使える | かさばる ダサい 落下の可能性 合わないと痛い場合も |
ヒップシートは抱っこを補助してくれる役割で、使うのと使わないのでは楽さが段違い。
用途にあったヒップシートを選ぶには、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
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