- 里帰り出産しないで親に来てもらうのがおすすめの理由は?
- 出産後親に来てもらう期間はどのくらい?
- 出産で親に来てもらったらお礼はどうしたらいい?
出産後、どのように赤ちゃんとの生活を過ごすか悩む方も多いのでないでしょうか。
里帰り出産する方法もありますが、旦那さんと離れて暮らしたり、帰省先が遠方だったりすると不安なこともありますよね。
このような場合は、里帰り出産しないで親に来てもらうのがおすすめです。
出産後は夜泣きや頻回の授乳など、慣れない育児で想像以上に疲れがたまります。
少しでもストレスなく育児ができるよう、里帰り出産にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
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里帰り出産しないで親に来てもらうのがおすすめな理由
里帰り出産をしないで親に来てもらうのがおすすめな理由は『住環境は変えずに、産後無理しなくて済むから』です。
「産後の無理は一生祟る」なんて言葉があるくらい産後のママの身体はボロボロなんですが、旦那さんも育休を取れる人ばかりではないでしょう。
生活していくためには仕事も大切ですしね…
だからこそ『子育て以外は祖父母に頼れる』実家に帰るのはおすすめですが、実家に帰るとどうしても住環境が違うので、育児とは別のストレスを抱える可能性があります。
里帰り出産したものの『環境の変化に耐えられず途中で自宅に戻ってくる…』って方も結構多いみたい
そんな「親には少し頼りたいけど、実家には行きたくない」と考えている方におすすめなのが『里帰り出産をしないで親に来てもらう』方法です。
ちなみに、当サイトの独自アンケートでは里帰り出産をしない予定の方は67.2%という結果になりました。
生活様式や働き方が多様化している現代、里帰り出産するママは減ってきています。
「親は帰ってこいと言うけれど、実家で何ヶ月も暮らせるかな?」
詳しくは、下記の記事でまとめていますので参考にしてみてください。
関連 里帰り出産おすすめしないのはどんな人?里帰り出産しないときの対処法
出産後親に来てもらう期間は1ヶ月くらいがおすすめ
出産後、親に来てもらう期間は1ヶ月くらいがおすすめです。
出産後はしばらく身体を休ませるためにも、生後1ヶ月検診までは無理はしないほうが良いでしょう。
昔から「産後の無理は一生祟る」や「産後に無理をすると産後の肥立ち(回復)が悪くなる」とも言われています。
まずはママの身体の回復を一番に考えて、親に来てもらう期間は約1ヶ月を目処に考えておくと良いでしょう。
また、出産前の準備や家の片付けも手伝ってもらうなら、産前から親に来てもらうパターンもありですね。
とはいえ親にも仕事や生活があるので、お互いに無理のないスケジュールを話し合いましょう。
里帰り出産しないで親に来てもらうメリット
里帰り出産しないで親に来てもらうメリットは以下の通りです。
住み慣れた環境で育児ができる
里帰り出産しない場合、今の住み慣れた環境で育児ができます。
いくら自分が生まれ育った実家とはいえ、帰省すると勝手が違うためストレスになりかねません。
仕事をしている人だと、産休に入ってから赤ちゃんを迎え入れる準備をすることもあるでしょう。
里帰り出産の場合は、赤ちゃんの準備のほかに帰省の準備もしなければなりません。
住み慣れた環境でストレスなく育児ができることは、大きなメリットのひとつと言えます。
相談しながら育児ができる
初めての出産・育児の場合は不安なことも多いですよね。
このようなときに、親が家に来てくれていると良き相談相手となってくれるでしょう。
出産前にたくさん情報を得ていても、実際には「赤ちゃんの夜泣きがひどいけど大丈夫なのかな?」「これで授乳量足りているのかな?」など、心配事は絶えません。
些細なことでも相談できる相手が身近にいることは、ママにとって大きな味方となりますよ。
買い物や掃除など家事を担ってもらえる
里帰りせず出産せず親に来てもらうことで、買い物や掃除など家事をお願いすることができます。
母乳をしっかり作るためには、栄養バランスがとれた食事も大切な要素です。
とはいえ産後は家事おろか、赤ちゃんを連れての買い出しは大変ですよね。
旦那さんも仕事で忙しいと、協力を得るのもなかなか難しいかと思います。
自分ですべて頑張ろうとはせずに、産後は親に手伝ってもらいながら無理なく生活を送りましょう。
パパが育児の経験を積める
里帰り出産をしないことで、パパも新生児期から育児に参加ができます。
里帰り出産をした方によくあるマイナス意見が「自宅に戻ったら旦那に子育てを教えるところから始まった」というもの。
自宅に親に来てもらうスタイルであれば、ママだけでなく祖母のサポートもある中で育児に参加することで「ミルクのあげ方もわからない」「おむつの変え方もわからない」という心配を減らせます。
ママとパパで試行錯誤しながら同時に育児をスタートできるのを、メリットだったと言う方は多いですよ。
里帰り出産しないで親に来てもらうデメリット
里帰り出産しないで親に来てもらうメリットは以下の通りです。
親が自宅にいることでストレスになる
旦那さんと暮らしていた我が家に親が来ることによって、ストレスを感じる可能性があります。
今まで親子関係に問題がなくても、ずっと家の中で顔を合わせているとお互いに気をつかうことも多くなるでしょう。
産後はとくにホルモンバランスの変化により、些細なことにイライラする場合も……
このような時は、親もママ自身も一人の時間が作れるよう工夫してみると良いですね。
親が育児に干渉してくる
親は一通り子育てを経験しているので、どうしても干渉してくるケースがあります。
「私の頃はこんな風にしていた」「こんな風にしないとダメよ」など、いろいろと口出しされることも。
しかし、あくまでも親は孫のことを思って言っているということを忘れないでいてくださいね。
干渉されすぎるとイライラが募ってくるとは思いますが、「へぇ、そうなんだね」と聞きながら心にとめておきましょう。
すべてを親の言う通りに従う必要はありません。こうやって親は育ててくれたんだな、と考えを変えてみましょう。
旦那さんが気をつかってしまう
里帰り出産せず親に来てもらうと、どうしても旦那さんは気をつかってしまいがちです。
仕事で疲れて帰宅しても、親がいると気を抜きにくいですよね。
- 息抜きの外出をさせてあげる
- 親とは別部屋を用意する
事前に話し合って、できるだけ無理のない環境を準備しましょう。
親に来てもらうときに準備しておくこと
里帰り出産しないで親に来てもらう時は、以下のことを準備しておくと良いでしょう。
- 手伝って欲しい家事は事前に伝える
- 整理整頓、断捨離する
- 買い物する場所を共有
親に来てもらって「手伝って欲しかったことが全然できなかった…」と後悔しないためにも、あらかじめどのようなことを依頼したいか考えておきましょう。
親は子供が心配なので「必要以上にやってあげたい」と思う生き物です。
「赤ちゃんの世話は私がしたいのに、ずっと祖母が抱っこしている」なんて状況にストレスを抱えないように、事前に役割分担を伝えましょう。
また、祖父母自身も生活がしやすいように、生活スペースの確保は事前にしっかり行いましょうね。
里帰り出産しないで親に来てもらったときのお礼
里帰り出産しないで親に来てもらったときは、お礼として現金を渡すケースが多いようです。
- 実家から自宅までの交通費
- 仕事を休んでもらっているかどうか
- 食費を負担してもらってるかどうか
人それぞれ状況によって金額は変える必要はありますが、交通費くらいは渡す家庭が多そうです。
「現金なんて受け取れない」となった場合は、産後身体の調子が戻ったあとに家族みんなで帰省したり、食事会を開いたりするのはいかがでしょうか。
「親しき仲にも礼儀あり」なので、親に来てもらうときは事前に夫婦で御礼についても話し合っておきましょう。
まとめ|里帰り出産しないで親に来てもらうことについて
本記事では、里帰り出産しないで親に来てもらうことがおすすめな理由を紹介しました。
「出産=里帰り出産」をするものと思われがちですが、近年では里帰り出産を選択しない方も増えてきています。
『里帰りしないで自分たちだけで育児をしよう』という判断をする前に『親に来てもらう』という選択肢があることも思い出してみてください。
産後は想像以上に心身ともにキツい状態が続きます。
ママや赤ちゃん、パパにとって少しでも無理のないスタイルで産後の生活を送ってくださいね。
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