おままごとキッチンは後悔する?いらない?使わなくなったらどうする?
- おままごとキッチンはいらない?
- 買ったら後悔する?
- おままごとキッチンで遊ばない原因は何?
- オススメのおままごとキッチンは?
おもちゃの定番「おままごとキッチン」ですが、大きなおもちゃだから失敗したくないと思いますよね。
使わなくなったら処分に困るし、後悔したくない…
本記事ではおままごとキッチンの知育効果を確認しながら、失敗しない選び方を紹介します。
おままごとセットの中では定番のおままごとキッチン。購入する前にぜひ参考にしてくださいね。
おままごとキッチンは3歳の買ってよかったおもちゃにも入選しています。
また、トイサブやIKUPLEなどのおもちゃのサブスク(定額レンタル)でも利用できるので、そちらも検討しましょう。
おままごとキッチンがいらない理由、後悔する理由は?
おままごとキッチンがいらない4つの理由は以下のとおりです。
大きくて邪魔になる
おままごとキッチンの一番のデメリットは、サイズが大きく場所を取ってしまうことです。
おままごとキッチンの主なサイズ
項目 | 卓上型 キッチン | チェスト型 キッチン |
---|---|---|
幅 | 30cm〜50cm | 50cm〜80cm |
奥行き | 20cm前後 | 30cm〜45cm |
高さ | 15cm前後 | 50cm〜110cm |
お店では良いと思っていても、家に持ち帰ると想像以上に大きく、置き場所に悩んでしまいます。
広いからと言ってリビングに置くとインテリアとの雰囲気も合わないこともあります。
片付け・管理が大変
おままごとセットはおもちゃの種類が多く膨大、管理が大変です。
イメージとしては、大人が普段使う調理器具や食材と同じくらいあります。
それゆえに大人が一緒でないと片付かないだけでなく、おもちゃを紛失する可能性もあります。
- 切れる食材の片割れ
- 鍋のフタ
- スプーンやフォーク
あれもこれもと買い集めるうちに管理が大変になります。
大きなボックスや巾着袋を用意しようね
使わなくなったら処分に困る
子どもの成長とともに、おままごとキッチンは不要となります。
使わなくなったおもちゃはゴミ捨て場に出すのが一般的ですが、おままごとキッチンは粗大ごみ扱いになるケースが多いです。
そのため捨てるときにお金がかかります。
廃棄代を節約するためにメルカリなどで売ってしまうのもアリ
部品が危険なものもある
おままごとセットの中には、大きさなどの安全性が考慮されていないものもあります。
特に気を付けたいのは以下の2点です。
- 100均などの安価過ぎるもの
- 親が小さい頃に使用していたもの
100均で「おままごと用だと思ったおもちゃ」が、実は「大人のコレクション用のミニチュア」なんてことあります。
あたり前ですが、こどもが遊ぶためのものでは無いので、安全性は確保されていません。
また、親御さんが小さい頃に使っていたものには年月によって劣化している場合があります。
劣化したおもちゃは、使っているうちに破損することも考えられるのでとても危険です。
おもちゃを選ぶときには、安全性が保障されている「STマーク」のついているものを選ぶことをオススメします
おままごとキッチンはいらない?遊ばない原因は?
おままごとキッチンがいらない・遊ばない原因は以下の4点が考えられます。
- 置き場所が悪く遊びにくい
- おままごとキッチンのサイズが体に合っていない
- おままごとアイテムが少なすぎる
- そもそも遊び方がわからない
置き場所が悪く遊びにくい
狭い場所でおもちゃを広げるスペースがないと、遊びづらいため子供はおままごとキッチンで遊場内可能性があります。
自分がやりたいことが思い浮かんでも、表現しきれないと思ったらやめちゃいますよね。
おままごとキッチンは遊びやすい場所に置いて、自由に触れる機会を増やしてあげましょう。
おままごとキッチンのサイズが体に合っていない
サイズが合わないことも、おままごとキッチンで遊ばない原因となります。
チェスト型のおままごとキッチンの高さは 50cm~110cm と幅広いです。
子どもの身長によっては高すぎて使いづらいこともあります。
おままごとキッチンは「子どもの腰と調理台の高さが同じもの」が丁度良いとされています。
3歳児なら調理台までの高さが45cmくらいがピッタリ
また、高さを気にしないで済む卓上型のおままごとキッチンもオススメです。
卓上型おままごとキッチンであれば置く台を子どもの身長に合わるだけで、常に使いやすい高さになりますよ。
おままごとアイテムが少なすぎる
おままごとのアイテムが少ないと、遊びが広がらずにすぐに飽きてしまいます。
おままごとキッチンで楽しく遊ぶためには、次のようなアイテムを揃えてあげましょう。
- 包丁・まな板・フライパン・ポットなどの調理器具
- 野菜・肉・魚・寿司・ケーキなどの食材
- お皿・カトラリー・コップなどの食器類
これらアイテムを揃えることで、おままごとの一連の流れが楽しめるようになります。
アイテムは増えすぎても置き場に困るけど、足りなくて遊べなかったらおままごとキッチンを買った意味がなくなってしまいます。
いきなりすべて揃った完全セットを買うのではなく、最低限のセットに必要なものを買い足すと失敗が少ないですよ。
また少し成長した段階で遊びを広げたいときは、
- 買い物ごっこ用のレジ・カートなどのおもちゃ
- ピクニックごっこ用のお弁当箱
- お母さんごっこ用のぬいぐるみ
があるともっと楽しめます。
成長に合わせておもちゃもバージョンアップしていきましょう!
そもそも遊び方がわからない
根本的な問題として「おままごとキッチンでどう遊ぶのか分かっていない」という問題があります。
料理を見る機会がなく道具や食材の使い方も知らなければ、おままごとキッチンの面白さも分かりません。
このような場合の解決策は3つあります。
- 一緒に遊んで使い方を見せる
- 実際の料理姿を見せる(危険がないように注意が必要です)
- 料理番組や絵本で料理について学ぶ
アーチレインボーやKAPLAのような積み木と同じく、幼少期のおもちゃは親が一緒に遊ぶことが重要です。
大好きなパパママと一緒に楽しめることは、心の成長にもとても大切なので、積極的に一緒に遊びましょう。
おままごとキッチンはいつから遊べる?
おままごとキッチンはタイプにもよりますが、大体1歳半くらいから遊べるものがあります。
低年齢で遊べるものは卓上型のキッチンで、怪我をしにくい設計になっているものが大半です。
3歳以上になると、森のアイランドキッチンのような置型のままごとキッチンでも遊べるようになります。
このタイプになるとおままごとの内容も本格的になってきて、おままごとがきっかけでお手伝いをしてくれるようになったりします。
おままごとキッチンの知育効果(メリット)
おままごとキッチンには知育効果があり、遊ぶことで得られるメリットも多くあります。
- 一人遊びが上手になった
- すすんでお手伝いしてくれるようになった
- コミュニケーション能力が伸びた
- 食べ物への興味・関心が強まった
子供も楽しく遊ぶし、知育効果もあっておままごとキッチンは優秀なおもちゃです。
一人遊びが上手になった
おままごとキッチンは想像しながら遊ぶおもちゃです。
「どんな料理を作ろうか」「ぬいぐるみは赤ちゃんにしよう」「食べ終わったらお片づけをしなくちゃ」と自分だけの世界に入り込み、遊びを創造していきます。
おままごとキッチンの遊び方は無限にあるので、一人であっても集中して長い時間遊んでいてくれます。
一人遊びを少しでもしてくれると、親もホッと一息する時間ができますね
すすんでお手伝いをしてくれるようになった
おままごと遊びをすることは、お手伝いに繋がります。
おままごとは「大人が普段している家事をマネする遊び」です。
大人の日々の行動を観察しておままごとで再現することで、子どもは色々な知識を吸収していきます。
小さい子どもはおままごとを通して、社会を勉強しているのです。
おままごとキッチンで遊んでいると、だんだん本物の料理に興味を持ってきます。
こどもが「お手伝いしたい!」と言った時が成長のチャンスです。
最初は「コップに飲み物を汲む」や、「お箸を並べる」など、危険性の少ないものから挑戦させてあげましょう。
コミュニケーション能力が伸びた
教育研究科の征矢里沙先生は『コミュニケーション能力を高められる』とおままごとのメリットを話しています。
特に、おままごとは他の子どもを巻き込みやすいので、この時期はおままごとが大好きになる子もいます。一人遊びとは違い、お友達や兄弟など自分以外の人との関わり合いを通して、会話が上達し、コニュニケーション能力を高めることができます。
引用:【教育研究家に聞く】「おままごと」の3つの効果と、おもちゃ選びのポイント
おままごとの起源は古く、古墳時代からおままごと遊びをしてたと推測されています。
昔から親しまれていたおままごとは長い時を経た現代でも愛され、児童館や保育園・幼稚園で人気の遊びです。
おままごと遊びは誰もが知っており細かいルールもないので、初めて出会う子ども同士でもすぐに遊ぶことができます。
子どもは大人やお友達と関わりながら遊ぶことで、言葉やコミュニケーション方法を学びます。
お友達を自宅で遊ぶようなときには、おままごとキッチンはかなり重宝しますよ。
おままごとを通じてたくさんの人と遊ぶようになるとどんどん言葉も覚えていきます
食べ物への興味・関心が強まった
おままごとキッチンで遊ぶようになると子どもはさらに食への興味が高まり、苦手な食べ物を克服することもあります。
遊びの中で自分が持っている野菜の名前を覚え、おままごとで料理をしながら知識を吸収する中で「食べてみたい」という気持ちが芽生えてきます。
「あんなに野菜を食べなかったのに、おままごとを始めたら自分から食べたいと言い出した」は、よく聞く話です。
食べ物は食わず嫌いな面が大きいので、一度でも食べてみることで克服することもよくあります。
おままごとを通じて食への興味・関心を高めることは、食育の第一歩となります。
おままごとキッチンのおすすめ-後悔しないものを厳選
おままごとキッチンがいらないと言われる理由を再確認しましょう。
- 大きくて邪魔になる
- 片付け・管理が大変
- 処分するときに困る
- 部品が危険なものもある
このポイントをクリアするおすすめのおままごとキッチンを紹介します。
エド・インター ジュージューくるりん!キッチン
エド・インターは日本の木製知育玩具のパイオニアで、頭と心を育む良質な作りのおもちゃはプレゼントやギフトでも人気です。
子どものうちは触ったり、舐めたりすることで五感を刺激していくため、良い質感のおもちゃを使うことで脳の発達をさらに高めます。
アレックス・サンガ サクッと切れるままごと
アレックス・サンガのままごとキッチンは高級感があり人気です。
食品衛生検査適合のため、小さいなお子さんが舐めてしまっても心配がありません。収納ボックスになっていて、お片付けまで学べるので、後悔が少ないままごとキッチンと言えます。
森のアイランドキッチン エド・インター
エド・インターの「森のアイランドキッチン」はコンパクトなおままごとキッチンとして人気です。
色味が明るく、部屋に置いていても狭く見えないのが特徴的。
収納も多く、1台購入したらままごとグッズを全て収納できるでしょう。
ほぼ全てのパーツが木でできているので、使わなくなった時の取り扱いもラクラク
おままごとキッチンと一緒に買いたいグッズ3選
おままごとキッチンと組み合わせ遊びがしやすい、一緒に買いたいおもちゃは以下の3つです。
- アンパンマンのやきたてパン工場
- 夢のフルーツタルト
- グツグツ煮込みお料理セット
アンパンマン ジャムおじさんのやきたてパン工場
「かまどでやこう♪じゃむおじさんの焼きたてパン工場」は2018年の日本おもちゃ大賞を受賞している人気のままごとおもちゃです。
パンを焼いたり、お買い物をしたり…色々な役割でごっこ遊びを楽しめます。
当サイトでも3歳で買ってよかったおもちゃの1つに選んでます!
夢のフルーツタルト エド・インター
エド・インターの「夢のフルーツタルト」は、おままごとキッチンとの相性が抜群の知育玩具です。
人気パティシエ「エス コヤマ」とのコラボ商品で、もはや本物のタルトにしか見えません。
親子でよだれをダラダラ垂らしながら遊びましょう。
包丁を使って取り分けるのは、優しい気持ちを育てる手助けになるでしょう。
ウッディプッディ グツグツ煮込みお料理セット
ウッディプッディのままごとセットも大人気の商品です。
断面がマグネットでくっついているので、他社のマジックテープタイプよりも幼少期から遊びやすいです。
まとめ おままごとキッチンは後悔する?いらない?使わなくなったらどうする?
おままごとキッチンはとても知育に効果のあるおもちゃです。
遊ばないという悩みは親が一緒に遊び、使い方を教えてあげることで解消しましょう。
また、使い勝手の良い卓上型ままごとキッチンは、マンション住まいなどで収納スペースが少ない現代の暮らしにピッタリです。
卓上型ままごとキッチンであれば、トイサブのようなおもちゃのサブスク(定額レンタルサービス)のような新しいサービスでも利用することができます。
ままごとキッチンの購入を考えている方は、是非ご利用を検討してみてくださいね。
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