「おもちゃをなめる」のはいつからいつまで?赤ちゃんの身体は大丈夫?
- 赤ちゃんがおもちゃをなめるのは大丈夫?
- 何でも口に入れるのはやめさせるべき?
- 2歳になってもなめるんだけどいつまで続くの?
赤ちゃんが色々なモノをなめると「大丈夫なのかな?」と不安になってしまいますよね。
病気の心配やしつけとして止めさせるべきなのか悩んでいる人もいるかもしれません。
赤ちゃんがモノをなめるのは成長の過程なので、過度に心配しなくて大丈夫です。
この記事では赤ちゃんがおもちゃをなめる時期や理由、なめても大丈夫なおすすめのおもちゃを解説していきます。
赤ちゃんがおもちゃをなめるのはいつから?
赤ちゃんがおもちゃを舐め始めるのは生後4ヶ月頃からです。
ただし「舐める」という行動自体はその少し前から始まります。
生後2ヶ月頃からなめる
赤ちゃんは生後2ヶ月頃からなめ始めます。
最初に舐めるのはおもちゃではなく自分の指や拳。これはハンドリガードと呼ばれている行動の一つです。
4か月頃になるとおもちゃを持てるようになり、手以外のモノを口に入れることが増えます。
ハンドリガードとは
ハンドリガードとは生後2~4か月頃に見られるしぐさです。
自分の手を見ながら動かしたり、拳や指をなめたりする行動のことをいいます。
赤ちゃんはハンドリガードをすることにより、自分の手が身体の一部だということを認識します。
小さい頃特有のしぐさですが、次のような力が養えます。
- モノを見る力
- 身体を動かす力
- 自分の身体を認識する力
ハンドリガードをしない子もいるようですが、個人差なので気にしなくても大丈夫です。
ハンドリガードの時期を経て、おもちゃを舐め始めるのは生後4ヶ月頃からです。
おもちゃをなめるのはいつまで?
赤ちゃんがおもちゃをなめるのは1歳6か月頃までといわれています。
ただし個人差も大きいので、2歳や3歳になってもなめ続けることもあります。
大きくなっても口にモノを入れるという書き込みがSNSにも投稿されていました。
「〇歳になったから大丈夫!」という過信はせず、危険なものは触れないようにしておきましょう。
赤ちゃんがなめるのには理由がある
赤ちゃんがなめるのにはきちんとした理由があります。
- なめてモノを把握している
- 抵抗力をつけて強くなる
なめてモノを把握している
赤ちゃんは口でなめることでモノを把握しています。
赤ちゃんの目や手がは大人に比べてとても未熟なため、一番敏感な口を使ってモノを確かめるのです。
口の中でモノの
- 形
- 硬さ
- 温度
などを確かめ、それが一体何なのかを学んでいるのです。
抵抗力をつけて強くなる
赤ちゃんはなめることで抵抗力をつけ、身体を強くしています。
モノについている細菌をなめて体内に入れることにより、免疫力がついてきます。
そのためよほど不潔なものや危険なものではない限り、なめるのを止めさせる必要はないです。
このような理由があるので、赤ちゃんがモノをなめていてもあまり神経質にならなくても大丈夫です。
赤ちゃんはなめることから多くを学び成長しているのですね。
なめる時期の赤ちゃんにオススメのおもちゃ
なめる時期の赤ちゃんにオススメのおもちゃをご紹介します。
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オーボール
オーボールは網目状になっているボールのおもちゃです。
握力がない赤ちゃんでも指が引っ掛かれば持てるので、3ヶ月頃から遊べます。
転がしたり、振ってラトルとして音を出したりして遊び方は多様です。
接着剤は使用せずに作られているので、赤ちゃんの身体にも安心です。
カミカミBabyバナナ
カミカミBabyバナナは、口に入れてカミカミする歯固め型のおもちゃです。
3ヶ月頃から遊べ、歯が生える前の歯ぐきのむずがゆさを解消します。
バナナの皮のおかげで口に入れ過ぎない構造になっており、喉をつつく心配もありません。
耐熱温度が130℃なので、哺乳瓶と同様に電子レンジ消毒・煮沸消毒・薬液消毒ができます。
メリー
メリーは赤ちゃん上につるすおもちゃで、新生児から遊べます。
見たり触ったりして遊ぶだけでなく、心地よい音楽が流れる寝かしつけにも使える万能なおもちゃです。
口に入れることを考えると、 布製よりもプラスチック製のほうが消毒などの手入れもしやすいです。
人形を取り外せるタイプであれば、ごっこ遊びでも活躍するので長い間遊べますよ。
特におすすめなのは「プーメリー」
6段階に変化するので、0歳から長く遊べるおもちゃの代表格です。
まとめ:おもちゃをなめるのはいつからいつまで?
赤ちゃんがおもちゃをなめるのは成長の過程なので過度に心配する必要はありません。
危険なモノや不潔なモノだけは口に入れないように、赤ちゃんの手の届かない場所に保管するようにしましょう。
口に入れる時期だからこそ楽しめるおもちゃもたくさんあります。
成長過程にあったおもちゃを利用して、子どもの力を伸ばしていってくださいね。
「自分でおもちゃを選ぶのが大変そう…」と感じている人はおもちゃのレンタルも検討しましょう。
プロが月齢に合わせて知育玩具を選んでくれるのは、控えめに言っても最高です…
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