STEAM教育は幼児に必要?おもちゃや教材のおすすめは?
- STEAM教育って何?
- STEAM教育は幼児に必要?
- どんな教材やおもちゃで学べる?
最近話題のSTEAM教育。
ネットやSNSで見かけるから、なんとなく理解していたり、やったほうが良いもの、、、くらいの方も多いのではないでしょうか。
いや、それ私です。
ということで、幼児教育を始めるにあたり、STEAM教育はなんなのか、幼児から必要なのか、などを徹底的に調べたので、まとめてみました。
最適な知育玩具や幼児教材も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
STEAM教育とは?
STEAM(スティーム)教育とは、5つの言葉の頭文字をとって名付けられた教育方針です。
- S…Science(科学)
- T…Technology(技術)
- E…Engineering(工学・ものづくり)
- A…Art(芸術・教養)
- M…Mathematics(数学)
近年、AIやロボットの技術が発達して社会が目まぐるしく変化しています。
そんな中で変化に対応できる人材・新しいものを生み出す力を育てようというのがSTEAM教育。
AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日、文系・理系といった枠にとらわれず、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が求められています。
文部科学省では、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に加え、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲でAを定義し、各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/mext_01592.htmlより引用
元々はA(芸術・教養)の部分がないSTEM(ステム)教育で、アメリカのオバマ元大統領によって推進され、世界に広がっていきました。
その後、人間独自の自由な発想力を育てようとSTEAM教育に変化していったのです。
STEAM教育のメリットは?
STEAM教育のメリットは3つあります。
- 様々なことに好奇心を持つ
- 創造力が身に付く
- 問題解決力が身に付く
様々なことに好奇心を持つ
STEAM教育はあらゆる分野のものごとに目を向けます。
一見、「科学」と聞くと難しく考えてしまいますが、動物や植物、自然などに触れあうことも科学の一部です。
「技術」や「芸術」面を刺激するようなカラフルな仕掛け時計があれば、「どうやって動いているのかな」「赤色が綺麗だな」など興味を持つようになったり。
STEAM教育は実は私たちの身の回りに溢れているんですね。
創造力が身に付く
今までは「教えてもらったことを覚える」教育が多かったですが、STEAM教育は「なんでそうなるのかな」「これをつくってみよう」といった自分で考える力が身に付くようになると言われています。
おもちゃのブロックも、0~1歳はまだ握ったり掴んだりするくらいしかできないですが、1歳以降になると崩れないように重ねたり組み立てて遊べるようになります。
「こう置いたら上手に重なる」「これとあれを繋げよう」と頭の中で考えることがとても大事なんですね。
そういった実体験を積み重ねていき、新しいものを生み出す力をつけていきましょう。
問題解決力が身に付く
プログラミングがまさにその例で、「どう動かしたいか」「この動きをするにはどんなプログラムを組んだらいいか」を自分で考えて実践します。
うまくいかなかったら「どうしたら成功するかな」と自分で問題点を見つけて解決しようと挑戦する。
教えてもらったことをただ覚えているだけでは、問題解決力を身に付けるのは難しいでしょう。
プログラミングだけでなくちょっとした疑問や知りたいことがあれば、子供に自分で調べるように促すのもいいですよ。
STEAM教育は何歳から始める?幼児に必要?
STEAM教育は0歳から始めたほうが良いでしょう。
なぜなら幼児期から始めるとたくさんのメリットがあるから。
考える力や創造力、問題解決力、表現力などは、6歳までに9割ほど決まると言われているからです。
0歳では積み木を掴んで、1歳では重ねて、2、3歳ではブロックを組み合わせるなど年齢に合わせたSTEAM教育ができますよ。
保育園や幼稚園でやる絵の具遊びも実はSTEAM教育の一種。3歳~だとできる遊びも増え難易度も上がるのでSTEAM教育を始めやすいかもしれません。
幼児がSTEAM教育できる教材は?
STEAM教育ができる通信教材を2つ紹介します。
項目 | ワンダーボックス | グルービーラボ |
---|---|---|
対象 | 4~10歳 | 4~7歳(ジュニアステミスト) 8~12歳(ステミスト) |
教材 | 思考力ワークブック トイ教材2点 | STEAM実験セット 実験ノート マイク博士のSTEAMレッスン(動画) 会員限定 科学情報サイト |
料金(月々) | 3,700円〜 ※送料、入会金無料 | 3,480円〜 ※別途 送料300円/月(税込) |
特徴 | タブレットを使って思考力を伸ばす | 実験がメインで科学を学ぶ |
無料体験 | あり | なし |
ワンダーボックス
ワンダーボックスは毎月約10種類のアプリ教材と3種類のキットが届きます。
持っているスマホやタブレットで、プログラミングやサイエンスなどのアプリを活用できます。
様々な教育のプロが監修していて、子供の好奇心を引き出す仕掛けがたくさんありますよ。
他にも保護者向けサイト「ファミサポ」があり、子供が作った作品や何に挑戦したかなどを見ることができるのも親としては嬉しいところ。
グルービーラボ
グルービーラボは毎月主に実験ツールが届きます。
教育者だけでなく科学者も監修していて、STEAM教育の中でも「科学」がメインになっています。
イラストや図で解説されているので、難しい科学でも子供が楽しみながら学べるのがいいですね。
マイク博士のSTEAMレッスン(動画)は日本語と英語の解説で、ネイティブな発音も覚えることができます。
STEAM教育できるおもちゃは何?
STEAM教育できるおもちゃを紹介します。
- S…図鑑NEO Pad
- T…電車のおもちゃ
- E…ピタゴラス
- A…マグフォーマー
- M…レジのおもちゃ
S(科学)を学べるおもちゃ│小学館の図鑑NEO Pad
小学館の図鑑NEO Padは、人気の図鑑から約700種類の生き物が載っているタブレット型のおもちゃです。(2022年7月現在)
音声ガイドもあるので言葉を覚えるのにも活用できます。
自然や動物、植物に触れあうことも科学に興味を持つきっかけになりますし、何よりタブレット型で子供が楽しんで学べるのが良いですよね。
持ち運び可能なので外に出て図鑑に載っている生き物たちを探しに行ってみてくださいね。
T(技術)を学べるおもちゃ│電車とレールのおもちゃ
Tを学べるおもちゃは、プレラールのような電車とレールのおもちゃです。
プラレールは長年人気のある電車のおもちゃ。
レール同士を組み合わせたりスイッチの操作をすることで、動く仕組みを学べます。
実際に走っている電車がモチーフになっているので、遊んでいるうちに都市名や地理を覚えるなんてことも。
ただ、プラレールは部品が小さく誤飲の恐れがあるので、3歳未満の子供が遊ぶ時には特に注意が必要です。(もちろん3歳以上でも目を離さないように)
その点、BRIOならば木製で角がなく見た目もおしゃれなので、1歳~2歳の子供でも遊べますよ。
プラレールとBRIOを比較した記事もあるので、気になる方は確認してくださいね。
E(工学)を学べるおもちゃ│ピタゴラス
Eを学べるのはマグネットブロックのピタゴラスです。
三角形や四角形のパーツを組み合わせて作るピタゴラス。
平面や立体での形を想像しながら作り空間認識力を鍛えるにはばっちり。
パーツは磁石でくっつくのですが、磁力が弱くつけ外しも簡単なので1歳半~から遊べます。
算数や図形に強くなるのでM(数学)を学べるおもちゃとしても良いですよ。
A(芸術・教養)を学べるおもちゃ
Aを学べるのは同じくマグネットブロックのマグフォーマーです。
マグフォーマーはカラフルなマグネットブロックのおもちゃ。
ピタゴラス同様、三角形・四角形・五角形のパーツを組み合わせて色々な形を作ります。
赤・青・黄・紫・緑など見てるだけでもわくわくしますよ。
全パーツを合わせると62ピースあるので、作れる図形の数も多く創造力や表現力を養うにはとても良いおもちゃです。
関連マグフォーマーの口コミ・レビュー│1歳でも遊べるの?【ボーネルンド】
M(数学)を学べるおもちゃ│レジのおもちゃ
Mを学べるのは、お店屋さんごっこができるレジのおもちゃです。
おままごと感覚で数学を学べるおもちゃが、森のくるくるピッピ!レジスター。
見た目も可愛く、引き出しを開けたらおもちゃのお金が入っていて「これとこれを買ったらいくらになるかな」とお金の計算の仕方を学べます。
数字ボタンをしっかり押せたり、ディスプレイの表記も好きな数字に動かしてOK。
数に興味を持つきっかけには十分なおもちゃです。
本体が木でできていて少し重たいので、持ち運ぶ際は大人が行ってあげてくださいね。
関連【エド・インター】森のくるくるピッピ!レジスターをレビュー│お店屋さんごっこをするならコレ
STEAM教育は幼児に必要?おもちゃや教材のおすすめは?│まとめ
この記事では、STEAM教育は幼児教育に必要?という内容を紹介しました。
結論として、STEAM教育は幼児期から始めたほうが良いです。
- 様々なことに好奇心を持つ
- 創造力が身に付く
- 問題解決力が身に付く
正直、これからの社会でSTEAM教育は必須です。
世界中の子供たちがSTEAM教育に取り組んでいく中で、自分の子供だけが取り組んでいないのは不安になるでしょう。
この記事で紹介した、おすすめの知育玩具や幼児向け教材を利用して、STEAM教育に取り組んでみてくださいね。
- 子供の思考力を高めたい
- 親子で楽しみながらSTEAM教育をしたい
こんな方にはワンダーボックスがおすすめ!
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